IGI Global社、オープンアクセス出版支援をめぐる研究者の認識に関する年次調査結果を発表

2023年11月27日、米国の学術出版社のIGI Globalが、オープンアクセス(OA)出版支援をめぐる研究者の認識に関する年次調査結果を発表しました。

OA出版やその支援に関して、世界中のあらゆる分野の研究者に対して行われたアンケート調査の結果がまとめられています。調査の結果、多くの研究者が自らのOA出版は支援されていないと考えており、OA出版の多くの課題に自ら対処する必要に迫られていることなどが判明したとしています。

IGI Global Releases Annual OA Survey Results on Researcher Perceptions Surrounding Open Access Publishing Support(IGI Global, 2023/11/27)
https://www.igi-global.com/newsroom/archive/igi-global-releases-annual-survey/5997/

参考:
Wiley社、研究者のオープンアクセスの実践に関する調査結果を発表 [2023年12月06日]
https://current.ndl.go.jp/car/201672

Taylor & Francis社、研究者を対象とした学術情報流通に関する意識調査のレポートを公表 [2019年10月29日]
https://current.ndl.go.jp/car/39371

CA2013 – 論文公開手段としてのオープンアクセスジャーナルの有効性 / 浅井澄子
カレントアウェアネス No.351 2022年03月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2013

CA1977 – 動向レビュー:学術雑誌の転換契約をめぐる動向 / 尾城孝一
カレントアウェアネス No.344 2020年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1977