カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


静岡県立中央図書館、「子どもコーナー」をオープン

2020年10月1日、静岡県立中央図書館が、「子どもコーナー」をオープンしました。

同館に所蔵されていた読み物に加え、グランシップ(静岡県コンベンションアーツセンター)の「えほんのひろば」に所蔵されていた絵本を同館に移転して開設したもので、合計約7,000冊の本が所蔵されています。

県立中央図書館に「子どもコーナー」がオープンします!(静岡県,2020/9/29)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha20.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/14cbf4e1edd48370492585e70030411c

「みんなの図書館さんかく」(静岡県焼津市)を運営する一般社団法人トリナスが第15回マニフェスト大賞エリア選抜(優秀賞候補)に選ばれる

2020年9月29日、第15回マニフェスト大賞のエリア選抜(優秀賞候補)が発表されました。マニフェスト大賞は、地方自治体の議会・首長等や地域主権を支える市民等の、優れた活動を募集し、表彰するものです。

応募総数2,842件から選ばれた138件の取組には、シャッター通り化が進む静岡県の焼津駅前通り商店街に新しいコミュニティづくりを進めるため、「知」をシェアする本の拠点づくりとして、「まちが育て、まちを育てる」をコンセプトに「みんなの図書館さんかく」を運営している一般社団法人トリナスが選ばれています。

今後、10月7日に、エリア選抜138件の中から優秀賞35件(7つの賞で各5件)が発表され、11月13日の授賞式において、優秀賞の中から最優秀賞(7つの賞各1件)とグランプリ(最優秀賞から1件)が発表されます。

第15回マニフェスト大賞「エリア選抜」(全138件)を発表しました(マニフェスト大賞,2020/9/29)
http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/docs/2020092800119/

総務省、「令和3年度総務省所管予算概算要求の概要」を公表

2020年9月30日、総務省が、「令和3年度総務省所管予算概算要求の概要」を公表しています。

デジタル活用支援の総合的な推進(新型コロナウイルス感染症対策を通じて明らかとなった我が国社会全体のデジタル化の遅れを速やかに克服し、「新たな日常」の構築を通じた質の高い持続的な成長を実現するため、知識やスキルが十分ではない利用者に対する助言・相談等、国民利用者がデジタル技術を十分に活用できる環境の構築に向けた取組を総合的に支援)、インターネット上の違法有害情報対策、地方公共団体における防災情報の伝達体制の強化(防災拠点(学校の体育館及びグラウンド等の避難所・避難場所、官公署)及び災害発生時の情報伝達手段の強化が望まれる公的な拠点(博物館、文化財、自然公園等)においてWi-Fi環境の整備を行う地方公共団体等に対し、その費用の一部を補助)、民主主義の担い手である若者に対する主権者教育の推進、等が挙がっています。

文部科学省、令和3年度の概算要求等の発表資料一覧を公表

2020年9月29日、文部科学省が、令和3年度の同省の概算要求に関する発表資料の一覧を公表しています。

文部科学省の概算要求では、「学校教育・社会教育を担う教育人材(社会教育主事、司書等)の資質能力の向上」、「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン(図書館のデジタル化(貴重資料等のデジタル化システムの構築))」、「特別支援教育の生涯学習化を進める「障害者活躍推進プラン」等の推進(図書館における障害者利用の促進)」等が挙げられています。

また、文化庁の概算要求では、「日本映画の創造・振興プラン(国立映画アーカイブとの有機的な連携)」「メディア芸術の創造・発信プラン(アーキビスト等人材の育成促進・メディア芸術DBの充実)」「文化遺産オンライン構想の推進」「災害等から文化財を護るための防災対策促進プラン」「博物館等の国際交流の促進」「文化関係資料のアーカイブの構築等に関する調査研究事業」「被災ミュージアム再興事業」等が挙がっています。

株式会社ミュージアムメディア研究所、「ミュージアムの情報発信に関するアンケート調査報告書」を公表

2020年9月30日、株式会社ミュージアムメディア研究所が、「ミュージアムの情報発信に関するアンケート調査報告書」を公表しました。

同社の関連会社である早稲田システム開発が運営するクラウド型収蔵品管理システムのユーザ館に対して実施した、インターネットの活用法などについてのアンケート結果を集計・分析したものです。

同システム導入館はデジタルの活用に積極的であるものの、さらなる活用に向けての障壁が存在すること、新型コロナウイルス感染拡大防止のために講じられた施策が今後のデジタル活用にも応用可能であることが明らかになったとしています。

アンケートでは、画像データの相互運用のための国際的な枠組であるIIIFの認知度が尋ねられていますが、認知度は約23%で「極めて低い」ものの、その存在を知っている層の約6割は「IIIFを利用した画像データ公開を実施したい」と回答していることから、仕組みや効果を知れば、実際に活用に乗り出してみたいと思うようになるものと考えられると評価されています。

東京文化財研究所、近代の文化遺産の保存修復に関する研究会の内容をまとめた報告書『未来につなぐ人類の技』の創刊以来全巻のデジタルブック版を公開

2020年9月30日、東京文化財研究所は、同研究所が1999年から開催している近代の文化遺産の保存修復に関する研究会の内容をまとめた報告書『未来につなぐ人類の技』について、創刊以来の全巻をデジタルブック版として公開したことを発表しました。

同研究所のウェブサイト上で、1999年度発行の第1巻『航空機の保存と修復』から2019年度発行の第19巻『コンクリート造建造物の保存と修復』までの全19巻がオンライン閲覧の可能なデジタルブックとして公開されています。

@NRICPT(Twitter,2020/9/30)
https://twitter.com/NRICPT/status/1311125368875565061

Wiley社、ドイツ研究振興協会が助成するオープンアクセス(OA)プロジェクトDeepGreenへプロジェクトDEALとの契約によりOA出版された文献フルテキストの提供を開始

Wiley社の2020年9月29日付のプレスリリースで、同社とドイツ研究振興協会(DFG)が助成するオープンアクセス(OA)プロジェクトDeepGreenが、同社とプロジェクトDEALが2019年1月に締結したOA出版等に関する契約に基づいて出版された文献をドイツ国内のOAリポジトリに配信可能とする共同契約へ署名したことが発表されています。

DeepGreenは出版社稿の論文フルテキストとそのメタデータを自動的に機関リポジトリや分野リポジトリへ配信することで、OAへの転換の促進を目指すプロジェクトです。DFGの助成により2016年から展開されています。2020年9月29日以降、プロジェクトDEALに参加するドイツ国内の500以上の学術機関は、OAリポジトリへのデータ配信システム“DeepGreen-Router”経由で同社とプロジェクトDEALの契約に基づいて出版された文献のPDFファイルとメタデータを自動的に受信可能となりました。データの配信は半年ごとに行われる予定ですが、初回の配信は2019年中に契約の範囲内でOA出版された全ての文献のデータが含まれています。

ドイツ読書バリアフリーセンター(dzb lesen)、DAISY 2.02規格に対応しWindows 10で利用可能なDAISY図書再生用ソフトウェア“DAISY-Leser 2.1”を公開

2020年9月28日、ドイツ読書バリアフリーセンター(Deutsche Zentrum für barrierefreies Lesen:dzb lesen)は、DAISY 2.02規格に対応しWindows 10で利用可能なDAISY図書再生用ソフトウェア“DAISY-Leser 2.1”を公開したことを発表しました。

“DAISY-Leser 2.1”はマウスやキーボードで操作可能なDAISY図書再生用のソフトウェアです。図書内の特定の位置への移動、ページ番号の入力、任意の位置へのブックマークの設定、音声の速度や音量の調整、脚注の表示・非表示の切り替えといったDAISYの仕様が提供する多くの機能を利用することができます。ソフトウェアはdzb lesenのウェブサイトからインストール用ファイルをダウンロードすることで、無料で利用することができます。

明治大学米沢嘉博記念図書館、同館ウェブサイト上で「インターネットで見る 園山俊二展 ~家族・自然・冒険~」を開催中

明治大学米沢嘉博記念図書館(東京都千代田区)が、2020年9月25日から「インターネットで見る 園山俊二展 ~家族・自然・冒険~」を開催しています。

漫画家・園山俊二氏の原画からスキャンされた100点以上の原稿や、「がんばれゴンベ」「ギャートルズ」など1エピソード分の同氏の代表作、同氏の出身地である島根県松江市に関するコンテンツ、展示のみどころの映像紹介等が同館ウェブサイト上で展示されています。

明治大学に所属する学生・教職員は、2020年9月25日から10月19日、または10月31日から11月20日までの期間に、事前予約制により同館1階の企画展示コーナーで原画を鑑賞することができます。

OCLC Research、次世代のメタデータへの移行に関する報告書を公開

2020年9月29日、OCLC Researchが、次世代のメタデータへの移行に関する報告書“Transitioning to the Next Generation of Metadata”を公開しました。

同報告書は、 メタデータ管理に関する活動を行うフォーカスグループ“OCLC Research Library Partners Metadata Managers Focus Group”による、2015年から2020年にかけての議論や、「次世代のメタデータ(next generation of metadata)」に関する予測をまとめたものです。

レポートでは、以下の内容等について述べられています。

・なぜメタデータに変化が起きているのか。
・メタデータ作成プロセスはどのように変化しているのか。
・メタデータ自体はどのように変化しているのか。
・これらの変化が職員の要件にどのような影響をもたらすのか。また、図書館はどのように備えられるのか。

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