当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧

東京都、「東京2020大会デジタルアーカイブ」を公開
2023年3月28日、東京都が、「東京2020大会デジタルアーカイブ」を公開したことを発表しました。
東京2020大会及び関連イベントの準備・運営に伴い制作、利用された資産のうち、「東京2020アーカイブ資産」として東京都が管理することとなった資産をウェブサイト上で閲覧できるものです。
オリンピック・パラリンピック入賞メダル、聖火リレートーチ、表彰台などの現物資産34点と大会公式報告書、組織委員会理事会・評議員会資料、プレスリリース、記者会見録などの文書資産3,...

第五次「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」が閣議決定
2023年3月28日、子どもの読書活動の推進に関する法律(平成13年法律第154号)に基づき、第五次「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」が閣議決定されました。
第五次「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」について(文部科学省,2023/3/28)
子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画
第五次子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画
参考:文部科学省、第5次「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」(案)に関するパブリ...

フィリピン国立図書館、国連薬物犯罪事務所(UNODC)等と“Read Your Way Out”プロジェクトを立ち上げ:刑務所図書館の新設などを通して更生の機会を提供
2023年3月14日、フィリピン国立図書館(NLP)が、同国の刑務所管理局(Bureau of Jail Management and Penology)、国連薬物犯罪事務所(UNODC)と“Read Your Way Out”プロジェクトを立ち上げたことを発表しました。
“Read Your Way Out”(あなたの道を読もう)プロジェクトは、個人の成長、ウェルビーイング、そして最終的には更生のための学習機会を提供することを目的として、国内において刑務所図書館を新...

スペイン・マドリード市、読書推進キャンペーン“Asienta la lectura-sientate a leer”を実施:市内に本型のベンチ20台を設置し読書スペースを提供
2023年3月14日、スペインのマドリード市が読書促進キャンペーン“Asienta la lectura-sientate a leer”(落ち着いて、座って読書をしよう)を実施することを発表しました。
国際ブックデー、マドリードブックフェア、春の古書展の開催に合わせる形で、3か月にわたって市内に20台のベンチが読書スペースとして設置されます。キャンペーンの目的は、読む/座るための要素としての本型ベンチを展開することにより本をめぐる文化を促進することであるとしています...

精神障害のある人向けの博物館来館準備用ツールキット“Mini-Guislain Toolkit”(記事紹介)
2023年3月20日、国際博物館会議(ICOM)のウェブサイトに、“The Mini-Guislain Toolkit: A pre-visit service for visitors with mental impairments”が掲載されました。
ベルギーのギスラン博士博物館(Dr Guislain Museum)のウェブサイトを通して無料で入手できる、精神障害のある人が同館に訪問する準備を行うためのツールキット“Mini-Guislain toolkit”に...

【イベント】子ども読書の日トークイベント「本との出会い、読書の楽しみ —森見登美彦さんに聞く—」(4/22・東京)
2023年4月22日、国立国会図書館国際子ども図書館は、子ども読書の日トークイベント「本との出会い、読書の楽しみ —森見登美彦さんに聞く—」を開催します。
小説家の森見登美彦氏を招き、同館館長を聞き手とする対談形式のトークイベントです。
対象者は中学生以上であり、定員は100人程度(要事前申込・先着順)で、参加費は無料です。イベントの様子は、後日、国立国会図書館公式YouTubeチャンネルで公開されます。
子ども読書の日トークイベント「本との出会い、読書の...

欧州研究評議会(ERC)、欧州連合(EU)のオープンサイエンス要件に準拠できるリポジトリに関する調査結果を公開
2023年3月21日、欧州研究評議会(ERC)は、ERCやEurope Horizonから助成金を受けたプロジェクトが成果物を公開する際に、欧州連合(EU)のオープンサイエンス要件に準拠できるリポジトリに関する調査結果を公開しました。
2022年3月から10月にかけて専門家のグループにより実施された、220のリポジトリの分析結果がまとめられています。発表の中では、Horizon Europeが「信頼できるリポジトリ」としているもののうち、90%は基本的なオープンサイエ...

愛知県図書館、「愛知県図書館開館30周年記念誌」を刊行
2023年3月15日、愛知県図書館が「愛知県図書館開館30周年記念誌」を刊行しました。
同館によると、2022年の県政150周年に合わせ、1991年4月に開館した同館の30年間のあゆみをまとめたとしています。
記念誌は本文編と資料編の2部からなり、本文編は同館の沿革や活動内容、資料編は統計や年表などを収録しています。
『愛知県図書館開館30周年記念誌』を刊行しました!~愛知県政150周年に合わせ、県図書館のあゆみを振り返ります~(愛知県, 2023/3/1...

国立国会図書館、国立国会図書館障害者用資料検索「みなサーチ」β版で視覚障害者等を対象としたデジタル化資料の全文テキストデータ提供を開始
2023年3月28日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館障害者用資料検索「みなサーチ」β版の試験公開を開始しました。
「みなサーチ」では、目の見えない人・見えにくい人、活字の図書を読むのが難しい人等、様々な障害のある人が利用しやすい形式の資料を探すことができます。正式版は2024年1月に公開予定です。
同日、「みなサーチ」上で、視覚障害者等用データ送信サービスに登録した個人や同サービスの送信承認館に対し、NDLのデジタル化資料から全文検索用に作成したテキ...

長崎県、「読書支援サービスリーフレット」を作成
2023年3月23日、長崎県が、「読書支援サービスリーフレット」を作成したと発表しました。
2023年1月に同県が策定した「長崎県読書バリアフリー推進計画」に基づき、視覚障害・発達障害・肢体不自由等により読書が難しい人や、寝たきり等により本を持つことやページをめくることが難しい人のための、様々なサービスの紹介を行っていると述べています。
読書支援サービスリーフレットを作成しました(長崎県, 2023/3/23)
読書支援サービスリーフレット
参考:長...