当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧
豊橋市中央図書館(愛知県)、図書館資料展「『太閤記物』―庶民が憧れた太閤さん―」及び関連イベントを開催
2025年12月13日から2026年1月25日まで、豊橋市中央図書館(愛知県)で、図書館資料展「『太閤記物』―庶民が憧れた太閤さん―」が開催されます。『太閤記物』は、豊臣秀吉の生涯を記した書物や物語の総称です。この資料展では、図書館が所蔵するさまざまな「太閤記物」から、江戸時代の庶民が太閤秀吉の出世物語に熱狂した様子を紹介するとあります。また、関連イベントとして、竹内洪介氏(就実大学講師)による講演会「「太閤記物」の世界」が2026年1月17日に開催されます。参加には事前申込...
九州大学附属図書館、第62回貴重文物展示「炭鉱札―法的グレーゾーンの「お金」のようなもの―」を開催中
2025年12月9日から12月25日まで、九州大学附属図書館による第62回貴重文物展示「炭鉱札―法的グレーゾーンの「お金」のようなもの―」が、九州大学中央図書館(福岡市)において開催されます。展示では、九州大学附属図書館付設記録資料館で保存されている「炭鉱札」が取り上げられています。「炭鉱札」とは、炭鉱で働く労働者たちに賃金の一部として支払われていた、お金のようでお金ではない、商品券のようなものであったとされています。明治から大正期の北部九州では、ほぼ全ての炭鉱で炭鉱札が発行...
フランス高等教育・研究省等が主導するイニシアチブOpen Science Monitoring Initiative、学術コンテンツプロバイダーによるオープンサイエンスのモニタリングに関する2025年調査結果を発表
2025年12月3日、フランス高等教育・研究省等が主導するイニシアチブOpen Science Monitoring Initiative(OSMI)が、学術コンテンツプロバイダーによるオープンサイエンスのモニタリングに関する2025年調査結果を発表しました。学術コンテンツプロバイダー(出版社、ジャーナル、リポジトリ、アーカイブズ、プラットフォーム運営者)を対象に調査が実施され、モニタリングを実施する動機、オープンアウトプット(オープンアクセス(OA)の論文、データセット、ソ...
カナダ国立図書館・公文書館(LAC)、アクセシビリティ計画(2022-2025)に関する2025年次進捗報告書を公開
2025年12月9日、カナダ国立図書館・公文書館(LAC)が、アクセシビリティ計画(2022-2025)に関する2025年次進捗報告書を公開しました。アクセシビリティ計画は、障害のある人々の完全な参加と包摂に対する障壁をLACが積極的に特定し、排除し、防止する方法を規定したもので、2022年から2025年までを期間とする第1期計画は2022年12月に公表されました。今回の報告書は、第1期の最終年次報告で、2025年までの主な進捗が示されています。LACでは、2026年から20...
国際博物館会議(ICOM)、シチズンシップの構築における博物館の役割に関する2024年の国際会議の会議録をオープンアクセスで刊行
2025年12月10日、国際博物館会議(ICOM)が、2024年4月にポルトガル・リスボンで開催された国際会議“To the Museums, Citizens!”の会議録の刊行を発表しました。オープンアクセス(OA)書籍として刊行されています。同会議では、シチズンシップの構築における博物館の役割について、博物館関係者等30人による講演が行われたとあります。会議録には、その内容が掲載されています。Publication of the book To the Museums, ...
Taylor & Francis社、研究公正に関する初期キャリア研究者向けのツールキットを公開
2025年12月4日、Taylor & Francis社が研究公正に関する初期キャリア研究者向けのツールキットをウェブサイト上で公開しました。英国研究公正室(UK Research Integrity Office:UKRIO)の協力を得て、英国の慈善団体Sense about Scienceと共同で作成されたものです。ツールキットでは、研究の初期計画から成果の発表までの各段階において、初期キャリア研究者が直面し得る研究公正上の課題を取り上げ、研究不正を防ぐための実践的なアド...
日本図書館情報学会、『公共図書館の未来―市民参画・連携・再編・メタバースの観点から』を発刊:新出版企画「2030年代の図書館と情報サービス」の第1巻
2025年12月13日、日本図書館情報学会は同学会の新たな出版企画「2030年代の図書館と情報サービス」シリーズの第1巻として、『公共図書館の未来―市民参画・連携・再編・メタバースの観点から』を発刊しました。同シリーズは、2025年の現時点から見た近未来の図書館と情報サービスの姿を探るもので、第1巻では公共図書館の「新しい」サービスや経営手法に焦点を当て、各著者が注目する取組を取り上げたとあります。制作に当たっては、初期キャリア研究者から執筆者を募り、中堅研究者がメンターとし...
国立国会図書館、2025年12月17日に「国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)」のウェブサービスをリニューアル:主な変更点やサービスへの影響についてのお知らせを掲載
国立国会図書館(NDL)は、2025年12月17日に「国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)」のウェブサービスをリニューアルします。WARPのサイトで、リニューアル後のウェブサービスや主な変更点、リニューアルに伴うサービスへの影響についてのお知らせを掲載しています。「国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)」ウェブサービスのリニューアル(WARP)参考:国立国会図書館、インターネット資料収集保存事業(WARP) をリニューアル 前田直俊. ウ...
【イベント】令和7年度学校図書館等における読書バリアフリーコンソーシアム公開シンポジウム(12/27・オンライン)
2025年12月27日、東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野の主催により、令和7年度学校図書館等における読書バリアフリーコンソーシアム公開シンポジウムが、オンラインで開催されます。シンポジウムでは、アクセシブルな図書の共有・活用についての話題提供やディスカッションを通して、学校図書館等の効果的な連携の在り方や、児童生徒の読書活動推進について考えるとしています。参加費は無料で、事前の申込みが必要です。登壇者は次のとおりです。・ 司会 中野泰志氏(慶應義塾大学経済...
OCLC、コロンビア国内の図書館の資料を統合的に検索できるツール“Catálogo Colombia Discovery”を公開
2025年12月11日、OCLCがコロンビア国内の図書館の資料を統合的に検索できるツール“Catálogo Colombia Discovery”の公開を発表しました。40を超える同国の公共図書館、大学図書館、企業図書館が参加しており、発表時点では270万件の書誌レコードが収録されているとあります。OCLC launches Colombia Discovery Catalog for single-search access to nation's library reso...
