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カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧
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国立国会図書館(NDL)、国立国会図書館デジタルコレクションの収録資料約28万点を館内限定から送信対象に切替え

2025年6月4日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションの収録資料約28万点をNDLの館内における限定公開から、「図書館向けデジタル化資料送信サービス」及び「個人向けデジタル化資料送信サービス」での提供に切り替えたことを発表しました。今回の切替えで、送信対象資料は約232万点となりました。なお、今回切り替えた約28万点の多くは、現時点では全文検索の対象とはなっておらず、今後、順次全文検索可能とする予定としています。「国立国会図書館デジタルコレクション...

知的財産戦略本部、「知的財産推進計画2025」及び「新たな国際標準戦略」を決定

2025年6月3日に開催された知的財産戦略本部会合で、「知的財産推進計画2025」及び「新たな国際標準戦略」が決定されました。「知的財産推進計画2025」の概要版では、同計画の概要として、以下が示されています。0.トランスフォーメーション1. 知的財産の「創造」・ 知財・無形資産への投資による価値創造・ AIと知的財産権・ 創造⼈材の強化・ダイバーシティの実現2.知的財産の「保護」・ 技術流出の防⽌・ 海賊版・模倣品対策の強化・ 産業財産権制度・運⽤の強化・ 地域における知財...

【イベント】専門図書館協議会2025年度全国研究集会(7/9-10・東京都、オンライン)

2025年7月9日と10日に、専門図書館協議会2025年度全国研究集会が、株式会社ブレインテックショールーム(tekute cross)(東京都品川区)及びオンラインで開催されます。参加には事前の申込みが必要です(有料)。当日の主な内容は以下のとおりです。●7月9日・基調講演1「専門図書館のミッションの再構築―エコシステムの中の生き残り策」 佐々木秀彦氏(アーツカウンシル東京企画部企画課長)・基調講演2「社会と文学資料をつなぐ―日本近代文学館の取り組み」 徳永美樹氏(公益財団...

文部科学省、「公立図書館における図書館資料のメール送信等のサービス 事務処理手引書」(第3版)を公表

2025年3月付けで、文部科学省が「公立図書館における図書館資料のメール送信等のサービス 事務処理手引書」(第3版)をウェブサイト上で公表しています。令和5年度及び令和6年度文部科学省委託事業「子供の読書活動の推進等に関する調査研究(図書館資料のメール送信等サービスのための実証的調査研究)」における図書館等へのヒアリング調査、検討委員会での検討を踏まえて作成されたものとあります。子供の読書活動の推進等に関する調査研究(文部科学省)※「令和6年度 子供の読書活動の推進等に関する...

欧州委員会、EU加盟国による文化遺産のデジタル化に向けた取組状況をまとめた報告書を公表

2025年6月5日、欧州委員会が、欧州連合(EU)加盟国による文化遺産のデジタル化に向けた取組状況をまとめた報告書“The Future of Europe’s Past – Why Member States must do more to advance digitisation for Cultural Heritage”を公表しました。欧州の文化遺産をデジタル化し、オンラインでのアクセスと再利用を促進することを目指し、同委員会は2021年11月に「文化遺産のための欧州...

ドイツ国立図書館、出版物として入手できない著作物の利用に関するライセンスサービスが2025年7月から再び利用可能になることを公表

ドイツ国立図書館(DNB)が、出版物として入手できない著作物の利用に関するライセンスサービスが2025年7月から再び利用可能になることを公表しました。法整備がなされ、出版物として入手できない著作物の利用に関する枠契約(Rahmenvertrag)が締結されたことなどを受けたものとされています。Lizenzierungsservice Vergriffene Werke (VW-LiS)(DNB, 2025/3/27)Rahmenvertrag zur Nutzung von ...

国際図書館連盟(IFLA)の地域協議会及び地域部会、図書館のアドボカシーに関するアンケート調査を実施

2025年6月9日まで、国際図書館連盟(IFLA)の地域協議会(Regional Council)及び地域部会(Regional Division Committee)が、図書館のアドボカシーに関するアンケート調査を実施しています。2021年、2023年に次ぐ3回目の調査で、地域部会等の活動計画策定をサポートすることを目的としているとあります。Standing up and speaking out: calling for responses to our 2025 Reg...

スペイン・文化省と郵便サービスを提供するCorreos、小規模書店を支援する協定に署名

2025年5月28日、スペインの文化省が、郵便サービスを提供する国営企業Correosと、小規模書店を支援する協定に署名したと発表しました。協定の目的は、小規模書店の競争力を向上させ、オンライン販売を促進し、流通網を拡大することであるとしており、Correosが大口顧客向けに提供している配送料金の大幅割引が、書店にも適用されるとあります。文化省とCorreosは、COVID-19のパンデミックを受け、配送コストを削減することで独立系書店を支援するための協力関係を2020年に開...

東近江市近江商人博物館、展示会「博物館のニューフェイス」を開催中:地域の人々から寄贈された資料を展示

2025年4月26日から6月29日まで、東近江市近江商人博物館(滋賀県)において展示会「博物館のニューフェイス」が開催されています。地域の人々から寄贈された古絵図、古文書、掛軸、考古資料などが展示されています。同館では、後世に伝える価値のある資料や郷土学習に活用できる資料を博物館資料として受け入れ、展示や講座などの活動を通して広く紹介しているとあります。今回の展示会では、近年同館の資料となったものが紹介されています。博物館のニューフェイス(近江商人博物館)参考:太地町立くじら...

ポーランド国立図書館、ヤギェウォ図書館との共同による資料デジタル化プロジェクト“Patrimonium – the legacy of scholars”を開始

2025年5月29日、ポーランド国立図書館が、同国最大の図書館の一つであるヤギェウォ図書館(Jagiellonian Library)との共同による資料デジタル化プロジェクト“Patrimonium – the legacy of scholars”を開始すると発表しました。プロジェクトは2025年から2028年まで実施され、これまで著作権や資料保存上の理由でデジタル化が難しかった両館の所蔵資料約14万5,500点が新たにデジタル化、公開される予定とあります。Almost 1...