2023年6月26日と27日に、日本学術会議主催、国立情報学研究所(NII)共催により、学術フォーラム「オープンサイエンス、データ駆動型研究が変える科学と社会-G7コミュニケを読み解く」が東京都港区六本木の日本学術会議講堂における会場参加とオンライン配信により開催されます。
2023年5月にG7科学技術大臣会合及びG7広島サミットのコミュニケで、オープンサイエンスの推進が明記されました。日本学術会議はこれに先立ち、総合科学技術・イノベーション会議からの審議依頼を受けて、2022年12月に「回答:研究DX の推進-特にオープンサイエンス、データ利活用推進の視点から-に関する審議について」を公開していました。
フォーラムでは、オープンサイエンスとデータ駆動型研究の可能性を改めて啓発し、先導事例を通じてアカデミアと関係者の具体的な行動変容に繋げること、また、「回答」の中で触れることが難しかった視点や論点等を紹介するなどし、未来の学術と社会を創る原動力を生み出すことを目的とするとあります。
参加費は無料ですが、事前の申込が必要です。
学術フォーラム「オープンサイエンス、データ駆動型研究が変える科学と社会-G7コミュニケを読み解く」(日本学術会議)
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/339-s-0626-27.html
https://www.scj.go.jp/ja/event/pdf3/339-s-0626-27.pdf
※2つ目のURLはチラシ[PDF:2ページ]です。
参考:
G7仙台科学技術大臣会合、オープン・サイエンス拡大に関する共同声明を採択 [2023年05月17日]
https://current.ndl.go.jp/car/181657
日本学術会議、「研究DXの推進-特にオープンサイエンス、データ利活用推進の視点から-に関する審議について」を公開 [2023年01月04日]
https://current.ndl.go.jp/car/169458
G7茨城・つくば科学技術大臣会合、オープンサイエンスに言及 [2016年05月19日]
https://current.ndl.go.jp/car/31631
E2052 – FAIR原則と生命科学分野における取組状況
カレントアウェアネス-E No.353 2018.08.30
https://current.ndl.go.jp/e2052