AIにより制作されたウェールズ語コンテンツへの責任あるアプローチの構築:ウェールズ国立図書館の取組(記事紹介)

2026年2月6日付けで、ウェールズ国立図書館のウェブサイトに、AIにより制作されたウェールズ語コンテンツへの責任あるアプローチの構築に向けた同館の取組に関する記事が掲載されています。

英語やスペイン語、中国語のように多くのコンテンツ制作者を擁する言語と比べて、少数言語であるウェールズ語はコンテンツ制作の人手が不足していることから、ウェールズ語話者が利用できる情報が少ないとあります。

ウェールズ国立図書館では、ウェールズ語による有用かつ正確な知識を増やすことを目的とした、責任あるAI利用の方法について検討が進められており、その一環として、Wikipediaにおいて、ウェールズ語による情報を増やす試みが行われています。記事では、映画、テレビ、音楽業界の著名人に関するウェールズ語による伝記1,000件を制作するという目標の下で、同館が行った取組が紹介されています。

Developing responsible approaches to AI generated content in the Welsh language(National Library of Wales, 2026/2/6)
https://www.library.wales/news/article/developing-responsible-approaches-to-ai-generated-content-in-the-welsh-language

参考:
ウェールズ国立図書館、2025年から2030年までの戦略を公開 [2025年05月28日]
https://current.ndl.go.jp/car/253309

GoogleとWikimedia財団、様々な地域言語によるウェブコンテンツ拡大のための連携を発表 [2019年01月23日]
https://current.ndl.go.jp/car/37435

E1922 – 図書館とWikipediaの連携がもたらす社会への効果
カレントアウェアネス-E No.326 2017.06.08
https://current.ndl.go.jp/e1922