現在地

ホーム

ウェールズ

ウェールズ国立図書館、“Wales Broadcast Archive”を公開:英国で初の国立放送アーカイブ

2023年3月17日、ウェールズ国立図書館(NLW)が、“Wales Broadcast Archive”の公開を同館のTwitterアカウントで発表しました。英国で初の国立放送アーカイブで、1920年代のウェールズにおけるBBC放送の初期の資料、初のウェールズ語のテレビチャンネルであるS4Cの創設に関する資料などが含まれています。アーカイブの放送資料は、3月27日に同館内に開室したBroadcast Archive Centreで視聴することができます。当初は16万件の放送...

ウェールズ国立図書館(NLW)による持続可能な開発と環境に関するウェブサイトのアーカイブ(記事紹介)

2022年7月15日付のウェールズ国立図書館(NLW)のブログに、記事“Archiving ‘Sustainable Development and Wales’websites”が掲載されました。同館が2004年から行っている持続可能な開発と環境に関するウェブサイトのアーカイブに関するものです。収集されたウェブサイトは現在700を越えているとし、次のステップとしてウェブアーカイブ“UK Web Archive”内に特別コレクションを作成し、“Sustainable Deve...

ウェールズの詩人・作家ディラン・トマスの手稿等を収録したデジタルコレクションが公開される:米・テキサス大学ハリーランサムセンターらによる国際協力の成果

2021年5月14日、米・テキサス大学オースティン校ハリーランサムセンターは、5月14日の“International Dylan Thomas Day”にあわせ、ウェールズの詩人・作家ディラン・トマスの手稿等を収録したデジタルコレクションが公開されたことを発表しました。デジタルコレクションの公開は国際協力により進められ、ディラン・トマス財団による支援の下、ハリーランサムセンターとウェールズのスウォンジー大学が共同で資金を提供しています。発表によれば、現在デジタルコレクション...

ウェールズ国立図書館(NLW)、所蔵資料のデジタル画像コレクションをGoogle Arts and Cultureで公開

2021年3月1日、ウェールズ国立図書館(NLW)は、同館所蔵資料のデジタル画像コレクションの一部が、Google Arts and Cultureのプラットフォーム上で公開されたことを発表しました。NLWはウェールズに所在する国立の文化機関として、初めてGoogle Arts and Cultureへコンテンツを提供しました。1856年に制作されたウェールズ国歌「我が父祖の土地(Hen Wlad Fy Nhadau)」の楽譜をはじめ、190点の同館所蔵資料のデジタルコレクシ...

ウェールズ政府、ウェールズ国立図書館(NLW)とウェールズ国立博物館に合計620万ポンドの追加予算を配分:NLWに対する当初の予算削減方針を撤回

2021年2月3日、ウェールズ政府は、ウェールズ国立図書館(NLW)とウェールズ国立博物館(Amgueddfa Cymru:National Museum Wales)に合計620万ポンドの追加予算を配分することを発表しました。2020-21会計年度から2021-22会計年度にかけて、NLWに225万ポンドが、ウェールズ国立博物館に395万ポンドが配分されます。英国のGuardian紙をはじめとする複数のメディアが、ウェールズ政府は当初NLWに対して予算削減を行う方針であった...

高等教育機関における情報リテラシー教育プログラムの文献レビュー:実施形式が学生の好みに与える影響(文献紹介)

2020年6月5日付で刊行された情報リテラシーに関するオープンアクセスの国際的査読誌“Journal of Information Literacy”の第14巻第1号に、ウェールズ・カーディフ大学のサブジェクトライブラリアンであるモリス(Delyth Morris)氏の執筆した、高等教育機関における情報リテラシー教育プログラムの文献レビューを内容とする論文が掲載されています。同氏の論文は、学習成果を中心に対面形式・オンライン形式の効果を論じた2017年発表の同大学の研究を土台...

ウェールズ国立図書館(NLW)、新型コロナウイルス感染症がウェールズ社会に与えた影響の記録を収集するためのキャンペーンを実施中

2020年5月7日、ウェールズ国立図書館(NLW)は、新型コロナウイルス感染症拡大による困難な時代のウェールズ社会に経験を収集するためのキャンペーンを開始したことを発表しました。NLWは、これまでにも新型コロナウイルス感染症がウェールズ社会に与えた影響の記録として、新聞や公的機関の出版物、ウェブサイトのコンテンツ等を収集しています。しかし、これらだけでは時代の全貌の把握は不可能であるとして、NLWはウェールズ在住の一般の人々に対して、手紙・日記・動画・音声・画像など媒体を問わ...

英国図書館(BL)・ウェールズ国立図書館(NLW)・スコットランド国立図書館(NLS)、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館

2020年3月17日、英国の、英国図書館(BL)・ウェールズ国立図書館(NLW)・スコットランド国立図書館(NLS)が、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館すると発表しました。BLは、政府の指示に従い、3月17日からセントパンクラス館(ロンドン)・ボストンスパ館両館ともに休館し、閲覧室・ショップや展示・イベント等といった物理的な対面サービスを取り止めるとしています。休館中はデジタルコンテンツへのオンラインアクセスにより国内及び世界中にサービスを提供するとしています。NL...

英国図書館(BL)、国内10機関との連携事業“Unlocking Our Sound Heritage”でデジタル化保存した再生できなくなる恐れがある音声記録が1万点を達成したと発表

2019年12月10日、英国図書館(BL)は、記録媒体の物理的劣化や旧式化により再生できなくなる恐れがある音声記録の保存を目的に国内10機関と連携して取り組んでいる事業“Unlocking Our Sound Heritage(UOSH)”でデジタル化保存した音声記録が今週1万点になったことを発表しています。多くの参加機関は今年から事業を本格的に始めており、宝くじ基金(National Lottery grant)の助成を得て、今後5年間で、同事業の対象となる50万点の音声記...

クリスマスの買い物はウェールズ国立図書館へ

ウェールズ国立図書館が、2017年12月6日、クリスマスイベントを開催します。館内のカフェ“Caffi Pen Dinas”では、伝統的なクリスマスランチ(8ポンド、12ポンド)や、お茶菓子(午後5時半から午後6時半まで)が提供されるほか、作家による作品紹介やサイン会、ワインの試飲会やクリスマスのワインの選び方の相談会などが行われます。ライブラリーショップでは贈り物が用意されるほか、地域のアーティストや職人の売店も並び、地元の男性服・女性服のショップも出店します。その他、地元...