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情報リテラシー

経済協力開発機構(OECD)、第2回国際成人力調査(PIAAC)の結果を公表

2024年12月10日、経済協力開発機構(OECD)が第2回国際成人力調査(PIAAC)の結果を公表しました。PIAACは、16歳から65歳までの成人を対象として、「読解力」「数的思考力」「状況の変化に応じた問題解決能力」といった成人の社会生活で求められるスキル(成人力)を測定するとともに、スキルと社会経済的背景との関連や影響を分析する国際比較調査です。2013年に第1回調査が実施され、今回が第2回目となります。第2回調査では、31か国・地域から約16万人が参加しました。OE...

ユネスコ、ソーシャルメディア上で活動するデジタルコンテンツクリエーターに対する調査結果を公開

2024年11月26日、ユネスコがデジタルコンテンツクリエーターに対する調査結果をまとめたレポート“Behind the screens: insights from digital content creators; understanding their intentions, practices and challenges”を公開したと発表しました。調査は、YouTube、TikTok、Instagram等のソーシャルメディア上で活動するデジタルコンテンツクリエーター...

ユネスコ生涯学習研究所、成人教育を支援する人向けのメディア情報リテラシーに関するコースを開講

2024年11月14日、ユネスコ生涯学習研究所(UIL)が、成人教育を支援する人向けのメディア情報リテラシーに関するオンラインコースを開講したと発表しました。世界人口の67%以上がインターネットを使用している中で、オンライン環境を安全かつ責任を持って利用するスキルは年齢や経歴に関係なく全ての人に必要であるとし、ユネスコの関連部門と協力してコースの開講に至ったとあります。コースは自習型で、メディア情報リテラシーの基礎、ソーシャルメディア、人工知能(AI)等のトピックで構成されて...

ドイツ図書館協会(DBV)、『図書館2024』を公開

2024年10月16日、ドイツ図書館協会(DBV)は『図書館2024』(Bibliotheken 2024)を公開したことを同館ウェブサイトで報じました。ドイツの図書館が直面している課題に対する同協会の考えを著わした11ページの小冊子で、英語版も併せて公開されています。DBV※2024年10月16日付けのActuellesに“Publikation "Bibliotheken 2024" erschienen”とあります。Finanzkrise der kommunalen ...

欧州デジタルメディア観測所、メディアリテラシーに関するガイドライン“EDMO Guidelines for Effective Media Literacy Initiatives”を公開

2024年10月21日、欧州デジタルメディア観測所(European Digital Media Observatory:EDMO)が、メディアリテラシーに関するガイドライン“EDMO Guidelines for Effective Media Literacy Initiatives”を公開しました。研修コースや教材、キャンペーンの実施など、広くメディアリテラシーに関するイニシアティブの企画を担当する人に向けて作成されたもので、イニシアティブの企画、実施、評価の三つの段階...

富士通と産学組織8者、偽情報対策プラットフォームの構築に向けた研究開発を開始

2024年10月16日、富士通株式会社が、国内の産学組織8者と共同で偽情報対策プラットフォームの構築を開始すると発表しました。同社が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「偽情報分析に係る技術の開発」事業の採択を受けて実施するものです。同社に加え、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所(NII)、日本電気株式会社(NEC)、慶應義塾大学SFC研究所、国立大学法人東京科学大学、国立大学法人東京大学、公立大学法人会津大学、国...

日本ファクトチェックセンター等、ファクトチェックスキルを競うユース国際大会を開催

2024年10月16日、ファクトチェック(事実の検証)の実践とメディア情報リテラシーの普及に取り組む非営利組織である日本ファクトチェックセンターが、「Youth Verification Challenge 2024」(YVC:ユースファクトチェック選手権)をオンラインで開催すると発表しました。日本の株式会社Classroom Adventureのほか、台湾、タイ、インドネシアのファクトチェック関連機関との共催です。中学生から大学生を対象とした、情報を検証するスキルを競う国際...

CA2067 – デジタル・シティズンシップを担う公共図書館 / 豊福晋平

PDFファイルカレントアウェアネスNo.361 2024年9月20日CA2067デジタル・シティズンシップを担う公共図書館国際大学GLOCOM主幹研究員/准教授:豊福晋平(とよふくしんぺい)1. はじめに 2022年11月、筆者は図書館総合展2022にて「デジタル時代のシティズンシップを支えるのは誰か?」(1)というタイトルで講演を行ったところ、図書館関係者から思いのほか大きな反響をいただくこととなった。本稿ではその講演内容を背景として、そもそもデジタル・シティズンシップとは...

米国議会図書館(LC)、2024年の“Library of Congress Literacy Awards”受賞団体を発表

2024年9月9日、米国議会図書館(LC)が、2024年の“Library of Congress Literacy Awards”の各賞の受賞団体を発表しました。“Library of Congress Literacy Awards”は、米国内外におけるリテラシーや読書の振興・促進に関する模範的・革新的・再現可能な取組を表彰するもので、2013年に開始されました。今回は、コインランドリーなど日常的によく利用されるスペースを学習に適した快適な環境に変えることで、恵まれない地...

総務省、「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会とりまとめ」を公表

2024年9月10日、総務省が、「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会とりまとめ」をウェブサイト上で公表しました。「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」における議論の結果を取りまとめたものです。あわせて、同とりまとめ案に対して実施した意見募集の結果も公開されています。「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会とりまとめ」及び意見募集の結果の公表(総務省, 2024/9/10)デジタル空間における情報流...