2024年12月10日、経済協力開発機構(OECD)が第2回国際成人力調査(PIAAC)の結果を公表しました。
PIAACは、16歳から65歳までの成人を対象として、「読解力」「数的思考力」「状況の変化に応じた問題解決能力」といった成人の社会生活で求められるスキル(成人力)を測定するとともに、スキルと社会経済的背景との関連や影響を分析する国際比較調査です。2013年に第1回調査が実施され、今回が第2回目となります。第2回調査では、31か国・地域から約16万人が参加しました。
OECDのウェブサイトから結果をまとめた報告書にアクセスできるほか、文部科学省国立教育政策研究所のウェブサイトに調査のポイントをまとめた資料が掲載されています。
Adult skills in literacy and numeracy declining or stagnating in most OECD countries(OECD, 2024/12/10)
https://www.oecd.org/en/about/news/press-releases/2024/12/adult-skills-in-literacy-and-numeracy-declining-or-stagnating-in-most-oecd-countries.html
Do Adults Have the Skills They Need to Thrive in a Changing World?(OECD)
https://www.oecd.org/en/publications/2024/12/do-adults-have-the-skills-they-need-to-thrive-in-a-changing-world_4396f1f1.html
※結果をまとめた報告書です。
国際成人力調査(PIAAC)(国立教育政策研究所)
https://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div03-shogai-piaac-pamph.html
参考:
OECD、国際成人力調査(PIAAC)の報告書を公表 [2013年10月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/24581