2024年11月14日、ユネスコ生涯学習研究所(UIL)が、成人教育を支援する人向けのメディア情報リテラシーに関するオンラインコースを開講したと発表しました。
世界人口の67%以上がインターネットを使用している中で、オンライン環境を安全かつ責任を持って利用するスキルは年齢や経歴に関係なく全ての人に必要であるとし、ユネスコの関連部門と協力してコースの開講に至ったとあります。
コースは自習型で、メディア情報リテラシーの基礎、ソーシャルメディア、人工知能(AI)等のトピックで構成されており、参加者はインタラクティブな作業やクイズを通して学ぶことができます。
受講に当たっては登録が必要です。2025年5月30日まで無料で公開されています。
Media and Information Literacy Course for Adult Educators launched(UIL, 2024/11/14)
https://www.uil.unesco.org/en/articles/media-and-information-literacy-course-adult-educators-launched
参考:
文部科学省、「ユネスコ国際成人教育会議(CONFINTEA)」の「マラケシュ行動枠組み(仮訳)」を公開 [2022年10月04日]
https://current.ndl.go.jp/car/46935
E2530 – 成人教育戦略に図書館を組み込むためには:IFLAレポート
カレントアウェアネス-E No.442 2022.09.01
https://current.ndl.go.jp/e2530