台湾において公共貸与権の試行計画の第二フェーズが開始

台湾において、図書館での資料貸出しに対する補償を著者及び出版社に行う、公共貸与権を試行的に導入する計画の第二フェーズが策定され、2025年4月19日に発効しました。

同計画は、文化部が主導し、教育部の協力により実施されます。第二フェーズでは2020年から2022年までの第一フェーズの経験を踏まえて、制度設計や対象範囲が見直されました。

第二フェーズの対象期間は、2025年から2027年までの3年間です。

訂定「文化部公共出借權第二階段試辦計畫」,並自中華民國一百十四年四月十九日生效。(行政院公報資訊網, 2025/4/19)
https://gazette.nat.gov.tw/EG_FileManager/eguploadpub/eg031070/ch05/type2/gov46/num11/Eg.htm

文化部啟動公共出借權第二階段試辦 擴及六都圖書館(联合新闻网, 2025/4/21)
https://udn.com/news/story/7314/8687403

参考:
台湾で公共貸与権の試行導入が開始 [2020年01月06日]
https://current.ndl.go.jp/car/39886

E2266 – 台湾における公共貸与権の試行導入
カレントアウェアネス-E No.392 2020.06.11
https://current.ndl.go.jp/e2266