【イベント】L-INSIGHT/KURA連携プログラム パブリッシングセミナー「ジャーナルをたちあげる」&「ジャーナルを可視化する」(第1回1/19、第2回1/28・オンライン)

2021年1月に、京都大学学際融合教育研究推進センター次世代研究創成ユニットの世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム(L-INSIGHT)と京都大学学術研究支援室(KURA)の主催により、学術雑誌の新規刊行や効果的な広報・情報発信をテーマとして、ウェブ会議サービスZoomを利用したオンラインセミナーが2回に分けて開催されます。

2021年1月19日の第1回セミナー「ジャーナルをたちあげる」では、近年創刊された雑誌の関係者による刊行の背景や刊行準備、今後の展望と課題などについての講演や、休刊した雑誌の関係者による休刊に至った事情や復活に向けたシナリオについての講演が行われます。

2021年1月28日の第2回セミナー「ジャーナルを可視化する」では、Googleで検索上位になるための対策、国際的なオープンアクセス(OA)ジャーナルデーターベースへの登録、SNSを通じた情報発信など、効果的な広報のテクニックを学ぶための講演等が行われます。

京都大学の学外者を含む研究者・大学院生・職員・図書館員が参加することができますが、事前の申し込みが必要です。なお、同セミナーの開催は「紀要編集者ネットワーク」が協力しており、第3回・第4回紀要編集者ネットワークセミナーを兼ねて行われます。主な内容は次のとおりです。

<第1回>
・『フェネストラ』の刊行について
 金澤周作氏(京都大学大学院文学研究科)
・『MURAKAMI REVIEW』の刊行について
 小島基洋氏(京都大学大学院人間・環境学研究科)
・『南方文化』の休刊について
 山本和行氏(天理大学総合教育研究センター)
・英文誌の立ち上げ準備について『Southeast Asian Studies』を例に
 設楽成実氏(京都大学東南アジア地域研究研究所)
・ディスカッション

<第2回>
・アクセスされるジャーナルを目指す!Google Analyticsの使い方―書誌情報と引用情報のオープン化―
 亀田尭宙氏(国立歴史民俗博物館)
・信頼されるOAジャーナルとしての評価を目指す! ―DOAJへの登録の効果と方法―
 南山泰之氏(国立情報学研究所)
・炎上せずに惹きつける! ―研究成果をTwitterで発信せよ―
 中村威也氏(東洋文庫)
・ディスカッション

L-INSIGHT/KURA連携プログラム_パブリッシングセミナー 全2回 「ジャーナルをたちあげる」&「ジャーナルを可視化する」(2021/1/19、28)(L-INSIGHT)
http://www.l-insight.rp.kyoto-u.ac.jp/ja/event/1120/

KURA「研究者の歩きかた」セミナー;KURA/L-INSIGHT連携プログラム パブリッシングセミナー 全2回 「ジャーナルをたちあげる」&「ジャーナルを可視化する」(2021年1月19日、28日)(KURA,2020/12/18)
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/event/20210119/

【開催案内】L-INSIGHT/KURA連携プログラム パブリッシングセミナー(1/19, 1/28オンライン)(紀要編集者ネットワーク,2020/12/21)
https://kiyo.cseas.kyoto-u.ac.jp/2020/12/20201031-2/

参考:
E1921 – 紀要編集者NWキックオフセミナー『紀要』の可能性<報告>
カレントアウェアネス-E No.326 2017.06.08
https://current.ndl.go.jp/e1921

E2316 – University Journals:出版を大学や研究者に取り戻す挑戦
カレントアウェアネス-E No.401 2020.10.29
https://current.ndl.go.jp/e2316