広島大学図書館、音声読み上げ・ハイライト機能のあるアクセシブルなUD-Book図書の作成・提供サービスを開始

2024年4月23日、広島大学図書館がUD-Book図書の作成・提供サービスを開始すると発表しました。

発表によると、同館では、2019年度から同大学大学院人間社会科学研究科の氏間和仁研究室が実施する音声化・電子化した教科書(UD-Book教科書)の作成・提供に協力してきました。

2024年度からは、紙の図書を読むことに困難がある児童や生徒の依頼に応じて、UD-Book図書(テキストの音声読み上げやハイライト機能が利用できるアクセシブルな教科書以外の図書)の作成を行うとあります。

作成された図書は、依頼者本人だけでなく、学校図書館や公共図書館等を通じて全国の紙の図書を読むことに困難がある人に提供する予定であるとしています。

UD-Book図書の作成・提供サービスを開始します(広島大学図書館, 2024/4/23)
https://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=1529&comment_flag=1&block_id=619#_619

UD-Book図書の作成と利用(広島大学図書館)
https://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/?page_id=34182

参考:
【イベント】筑波技術大学読書バリアフリーコンソーシアム テクノロジーハブ主催「ICTを活用して読書の可能性を広げるシンポジウム」(2/24・東京) [2024年01月26日]
https://current.ndl.go.jp/car/209464