2024年4月23日、伊勢市(三重県)は、「伊勢市子ども読書支援プロジェクト」を開始すると発表しました。
2024(令和6)年度の新事業であり、専門家として、長野県内の小学校で学校司書を務め、長野県高森町で「子ども読書支援センター」の立ち上げから携わってきた宮澤優子氏を迎えています。
2024年度は市内にモデル校を指定し、市立図書館と学校図書館の連携を進めるとともに、学校司書の配置日数増、学校司書と教職員との連携強化などにより、学校図書館の3機能(読書センター・学習センター・情報センター)の強化を図るとしています。
また、2023年5月1日から試験的にサービスを開始した「伊勢市電子図書館」の読み放題コンテンツが、2024年4月1日から1,028冊に拡充されました。要望の多かった絵本や図鑑のほか、中学生向けの新書も導入したとあります。
伊勢市子ども読書支援プロジェクト始動!―専門人材として宮澤優子氏を招へい、電子図書館コンテンツ拡充―(PR Times, 2024/4/23)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000079832.html
電子図書館で読める本が1,000冊になりました!!!(伊勢市電子図書館, 2024/4/1)
https://web.d-library.jp/isecitylib/g0108/infodetail/?iid=14
参考:
三重県教育委員会、「ひとが集まる学校図書館のつくりかた~県立学校図書館活性化指針~」を策定 [2024年3月29日]
https://current.ndl.go.jp/car/212630
長崎市・株式会社ポプラ社・株式会社日本総合研究所、長崎市立小学校における読書活動支援に関する連携協定を締結 [2022年9月29日]
https://current.ndl.go.jp/car/46908