2021年6月1日、京都大学学術研究支援室(KURA)が、2021年度「人社系海外出版書籍のオープンアクセス(OA)化事業」の公募を開始しています。
同大学の指定国立大学法人構想のうちの一つである「人文・社会科学の未来形発信」計画を推進することを目的に、国立大学改革強化推進補助金(国立大学経営改革促進事業)に基づいて実施されるものです。
海外の出版社から外国語で書籍を出版した人からの応募が期待されています。
2021年度 【人社系海外出版書籍のオープンアクセス(OA)化事業】の公募を開始しました。(KURA,2021/6/1)
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/news/funds/20210601-2/
人社系海外出版書籍のオープンアクセス(OA)化事業(KURA)
https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/support/shoseki/oa/
参考:
OAPEN、単行書のオープンアクセス出版に関する理解を深めるためのツールキット“OAPEN Open Access Books Toolkit”を公開
Posted 2020年10月1日
https://current.ndl.go.jp/node/42145
オープンアクセス(OA)学術単行書のダイレクトリDOABの収録タイトル数が3万点に到達
Posted 2020年10月20日
https://current.ndl.go.jp/node/42305
Knowledge Unlatched(KU)、2020年の共同出資の募集結果を発表:学術書310タイトル・学術誌34誌がオープンアクセスに
Posted 2021年2月17日
https://current.ndl.go.jp/node/43303
米・メリーランド大学(UMD)、人文・社会科学分野のオープンアクセス(OA)の単行書の出版を促すイニシアチブTOMEに参加:2年間のパイロットプログラム“TOME@UMD”を実施
Posted 2021年5月6日
https://current.ndl.go.jp/node/43926
Taylor & Francisグループ、単行書出版に関する新たなパイロット事業“Open Plus Books”を開始:F1000のオープンリサーチ出版モデルを活用
Posted 2021年5月25日
https://current.ndl.go.jp/node/44060
CA1907 – 動向レビュー:欧州における単行書のオープンアクセス / 天野絵里子
カレントアウェアネス No.333 2017年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1907