2024年10月17日、北米の都市図書館評議会(Urban Libraries Council:ULC)が、レポート“Leadership Brief: Effective Strategies and Models for Urban Libraries Addressing Homelessness”を公開したと発表しました。
ホームレス問題に取り組む図書館の効果的な戦略や事例に関するレポートで、図書館指導者に向けたものです。2024年5月、ULCは北米の図書館長やCEOを集めた会合を開き、ホームレス問題に対する公共図書館の役割について議論しました。レポートでは、その議論の要点がまとめられています。また、ホームレス問題に取り組むに当たって重要なパートナーシップ、職員教育等に取り組む図書館のベストプラクティスも紹介されています。
@UrbanLibCouncil(X, 2024/10/17)
https://x.com/UrbanLibCouncil/status/1846619374288802047
Leadership Brief: Effective Strategies and Models for Urban Libraries Addressing Homelessness [PDF:7ページ]
https://www.urbanlibraries.org/assets/Leadership-Brief-Effective-Strategies-and-Models-for-Urban-Libraries-Addressing-Homelessness.pdf
関連:
Strategies for Libraries Responding to the Critical Issue of Homelessness(ULC, 2024/6/5)
https://www.urbanlibraries.org/blog/strategies-for-responding-to-homelessness
参考:
米国の図書館はなぜホームレス危機の最前線に立っているのか(記事紹介) [2023年02月21日]
https://current.ndl.go.jp/car/172952
図書館はホームレスの解決策の一部であるべきか(記事紹介) [2022年09月20日]
https://current.ndl.go.jp/car/46853
米・ジョージア州の図書館とホームレスの人々のニーズ(文献紹介) [2022年08月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/46638
E2602 – 図書館とFood Justice:北米の都市図書館協議会による報告書
カレントアウェアネス-E No.458 2023.06.15
https://current.ndl.go.jp/e2602
土屋深優. セーフティネットとしての公共図書館:米国・英国の取り組み事例から. カレントアウェアネス. 2023, (357), CA2046, p. 8-10.
https://current.ndl.go.jp/ca2046
CA1809 – 動向レビュー:ホームレスを含むすべての人々の社会的包摂と公共図書館 / 松井祐次郎
カレントアウェアネス No.318 2013年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1809