2024年11月20日、北米の都市図書館評議会(Urban Libraries Council:ULC)が、調査報告書“2024 Urban Libraries Council Library Insights Report”を公開したと発表しました。
ULCが実施する“Library Insights Survey”は、公共図書館の重要な役割を強化・促進するために、会員館の図書館サービスや図書館運営に関する情報を収集するもので、今回は2度目に当たります。
今回の調査では、米国とカナダの185の会員館のうち115館から回答が寄せられました。これらの図書館では、合わせて8,750万人を超える人口にサービスを提供しているとあります。報告書では、COVID-19パンデミックの前後に当たる2019年と2022年に関して調査した前回の結果と比較しながら、2023年の来館者数、電子資料や電子機器の利用、イベントの実施やサービスの提供、人員・予算についてまとめられています。
@UrbanLibCouncil(X, 2024/11/20)
https://x.com/UrbanLibCouncil/status/1858992010725662864
ULC Releases 2024 Library Insights Report with Library Data & Trends(ULC)
https://www.urbanlibraries.org/
2024 Urban Libraries Council Library Insights Report [PDF:19ページ]
https://www.urbanlibraries.org/files/2024-ULC-Library-Insights-Report.pdf
Library Insights Survey & Report(ULC)
https://www.urbanlibraries.org/initiatives/research-and-data/survey
参考:
北米の都市図書館協議会(ULC)、COVID-19パンデミック前後の図書館サービスや図書館運営に関する調査結果を公表 [2023年12月22日]
https://current.ndl.go.jp/car/202813
※タイトルと本文の一部を修正しました。(2024/11/29)