2023年1月31日、arXivが、ChatGPT等の文章自動生成ツールに関する新たなポリシーを策定したと発表しました。
ポリシーの中では、文章自動生成ツール等のツールの重大な利用についての報告を著者に求めること、論文の内容については著者が全面的に責任を負うこと、文章自動生成ツールは著者として記載されるべきではないことが述べられています。
arXiv announces new policy on ChatGPT and similar tools(arXiv, 2023/1/31)
https://blog.arxiv.org/2023/01/31/arxiv-announces-new-policy-on-chatgpt-and-similar-tools/
参考:
チャットボットChatGPTが共著者として記載された研究論文(記事紹介)[2023年01月25日]
https://current.ndl.go.jp/car/171366
自動論文生成ソフト“SCIgen”による論文は依然として存在する(記事紹介)[2021年06月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/44174
AIがあなたの論文の草稿を書いてくれるソフトウェアがリリースされる 何がまずいのか?(記事紹介) [2017年11月14日]
https://current.ndl.go.jp/car/34999
Springerらが自動生成論文を検出するオープンソースソフトウェアSciDetectを開発[2015年03月24日]
https://current.ndl.go.jp/car/28213
Springer、同社の会議録に自動論文生成ソフトSCIgenで作成されたペーパーが含まれていたことについての報告書を公開[2014年08月18日]
https://current.ndl.go.jp/car/26821
SpringerとIEEE、機械生成されたでたらめな論文120本以上をプラットフォームから削除[2014年02月25日]
https://current.ndl.go.jp/car/25553
CA1829 – 査読をめぐる新たな問題 / 佐藤 翔
カレントアウェアネス No.321 2014年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1829