2015年3月23日、Springer社が、同社とフランスのジョセフ・フーリエ大学が、オープンソースソフトウェアSciDetectを開発したと発表しています。SciDetectは、SCIgen、Mathgen、Physgenといった自動論文生成ソフトで生成された“偽”の論文を検出することができるものです。同社は実際にワークフローのなかでSciDetectを使用しているそうです。
Springer and Université Joseph Fourier release SciDetect to discover fake scientific papers(Springer, 2015/3/23付)
http://www.springer.com/us/about-springer/media/press-releases/corporate/springer-and-universit%C3%A9-joseph-fourier-release-scidetect-to-discover-fake-scientific-papers–/54166
SciDetect
http://scidetect.forge.imag.fr/
参考:
CA1829 – 査読をめぐる新たな問題 / 佐藤 翔
http://current.ndl.go.jp/ca1829
Springer、同社の会議録に自動論文生成ソフトSCIgenで作成されたペーパーが含まれていたことについての報告書を公開
Posted 2014年8月18日
http://current.ndl.go.jp/node/26821
SpringerとIEEE、機械生成されたでたらめな論文120本以上をプラットフォームから削除
Posted 2014年2月25日
http://current.ndl.go.jp/node/25553