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日本図書館情報学会

E2495 – 日本における大学図書館のグランドデザイン<報告>

日本図書館情報学会は2022年3月5日に,シンポジウム「日本における大学図書館のグランドデザイン」をオンラインにて開催した。全体のコーディネータを筆者(日本図書館情報学会会長)が担当し,五十音順に,小山憲司氏(中央大学教授,「これからの学術情報システム構築検討委員会」委員長),竹内比呂也氏(千葉大学教授,千葉大学副学長,附属図書館長,アカデミック・リンク・センター長),野末俊比古氏(青山学院大学教授,青山学院大学図書館長,アカデミックライティングセンター長,変革技術と社会共創研究所副所長)の3人がパネリストを務めた。パネリストはその肩書から分かるとおり,いずれも大学図書館またはそれに関わる組織の「長」であり,その視点から日本の大学図書館の将来的な方向性やそれに付随する課題を語ってもらうことで,参加者がこの問題に対する考えを整理する機会を提供することが本シンポジウムの目的であった。質疑応答を含めて約2時間の本シンポジウムは,三浦太郎氏(日本図書館情報学会副会長)の司会によって進められた。

E2453 – 第69回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>

2021年10月17日,熊本市の熊本学園大学において第69回日本図書館情報学会研究大会シンポジウムが「図書館情報学教育における遠隔教育の可能性と課題」と題して開催された。以下,話題提供および質疑応答の内容について報告する。なお,詳細な報告が後日『日本図書館情報学会誌』にも掲載されるので,そちらも合わせて確認願いたい。

日本私立大学連盟、提言「ポストコロナ時代の大学のあり方」における図書館等の記述に関する日本図書館情報学会宛の説明文書を公開

2021年10月21日、日本私立大学連盟が、提言「ポストコロナ時代の大学のあり方~デジタルを活用した新しい学びの実現~」(2021年7月付け)における図書館等の記述に関して、日本図書館情報学会宛の説明文書を公開しました。同提言は、デジタルを活用した新たな学びの可能性を示すとともに、その実現に必要な大学設置基準の見直し、質保証のあり方等について、私立大学の考えを提示したものと位置付けられています。2021年9月22日には、日本図書館情報学会が、同提言に含まれる大学設置基準「第3...

【イベント】シンポジウム「隣接領域に学ぶ:学校教育学から図書館情報学につながることとは」(3/7・東京)

2020年3月7日、明治大学駿河台キャンパスにおいて、日本図書館情報学会による2019年度「図書館情報学教育に資する事業」公開シンポジウム、「隣接領域に学ぶ:学校教育学から図書館情報学につながることとは」が開催されます。開催案内によれば、「教育行政的視点,教師の立場,子どもの立場,という3つの視点から,学校教育学の研究状況と図書館の活用可能性について整理し,図書館情報学教育とのつながりを展望したい」とのことです。「教育評価の側面や,図書館情報学との学際研究の可能性なども視野に...

シンポジウム「図書館情報学教育の現状とこれから」の配布資料が公開される

2019年5月18日、日本図書館情報学会は、2019年3月9日に明治大学和泉図書館ホールで開催された同学会主催のシンポジウム「図書館情報学教育の現状とこれから」について、当日配布資料の公開を発表しました。当日の主なプログラムは次のとおりでした。海野敏氏(東洋大学)「東洋大学社会学部における図書館情報学教育」松本直樹氏(慶應義塾大学)「慶應義塾大学における図書館情報学教育」Magnus Pfeffer氏(Hochschule für Medien (HdM) in Stuttg...

日本図書館情報学会、『図書館情報学用語辞典』第5版の新規項目執筆者を募集

2019年3月13日、日本図書館情報学会は、『図書館情報学用語辞典』第5版に追加される新規項目について、執筆者を受け付けるWebフォームを公開しました。新規追加項目は「API」「BIBFRAME」「DDA」「FAIR原則」など48項目で、2019年5月9日まで執筆者の募集を受け付けるとのことです。『図書館情報学用語辞典』第5版の新規項目執筆募集について(2019年5月9日まで)(日本図書館情報学会、2019/3/13付け)『図書館情報学用語辞典』第5版:項目執筆の公募

【イベント】シンポジウム「図書館情報学教育の現状とこれから」(3/9・東京)

2019年3月9日、明治大学和泉図書館ホールにおいて、日本図書館情報学会主催、明治大学図書館、東京ドイツ文化センター共催のシンポジウム「図書館情報学教育の現状とこれから」が開催されます。開催案内によれば、図書館情報学教育のこれからを考えていく上で、諸外国のライブラリースクールや筑波大学等における「図書館学」からの転換ないし”離脱”という傾向は無視できず、また、司書課程設置大学においても、文科省の枠組みに守られた資格付与だけでは、早晩、教育体制は先細りになる、とされています。そ...

日本図書館情報学会、シンポジウム「図書館情報学教育の広がりと可能性-日本図書館情報学会の調査報告を基にして-」の記録を公開

2017年10月13日に全国図書館大会の一部として、日本図書館情報学会が日本図書館協会図書館情報学教育部会と共催で行ったシンポジウム「図書館情報学教育の広がりと可能性-日本図書館情報学会の調査報告を基にして-」の記録が学会ウェブサイトで公開されています。同記録は2018年2月に刊行された『第103回全国図書館大会東京大会記録』のうち、当該シンポジウムに関する記録部分を抜粋・公開したものとのことです。学会シンポジウム(2017年10月)の記録公開について(日本図書館情報学会、2...

日本図書館情報学会図書館情報学教育に資する事業ワーキンググループ、「図書館情報学教育の拡がりと今後の方向性に関する調査報告書」を公表

日本図書館情報学会のウェブサイトで、同学会図書館情報学教育に資する事業ワーキンググループによる調査報告書「図書館情報学教育の拡がりと今後の方向性に関する調査報告書」が公表されています。このワーキンググループは2016年度に設置されたもので、図書館情報学分野の拡がりを調査し、今後の図書館情報学教育を検討したものであるとのことです。具体的には、(1) 日本国内の司書課程、図書館情報学専門課程を設置している教育組織におけるカリキュラム等の調査、(2) 北米の大学における図書館情報学...

E1732 – 第63回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>

 2015年10月18日,学習院女子大学を会場として,第63回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム「情報資源組織化が切り開く未来:RDA,新NCR,BIBFRAME,Linked Dataがもたらすもの」が開催された。閉会時の主催者挨拶によると150名近くの参加者があり,テーマへの関心の高さがうかがえた。