【イベント】オーファンワークス実証事業シンポジウム「著作権保護期間70年時代に裁定利用が果たす役割とは~裁定制度を活用した利用円滑化について~」(3/20・東京)

2019年3月20日、けやきホール(東京都渋谷区)において、オーファンワークス実証事業シンポジウム「著作権保護期間70年時代に裁定利用が果たす役割とは~裁定制度を活用した利用円滑化について~」が開催されます。

オーファンワークス実証事業実行委員会の主催であり、2018年度の実証事業が2019年3月末で終了するにあたり、2018年度の実績報告と改善に対しての提案、問題点などを検討するものです。また、今後の展望として、裁定制度のみではなく、周辺の制度整備の必要性などを含めた広い視点からの議論も行うとあります。

参加費は無料であり、定員は200名(先着順、申込み要)です。主なプログラムは次のとおりです。

〇裁定制度の利用円滑化に向けた実証事業成果報告
瀬尾太一氏(オーファンワークス実証事業実行委員会 幹事/一般社団法人日本写真著作権協会 常務理事)

〇パネルディスカッション
「著作権保護期間70年時代に裁定制度が果たす役割とは」
~裁定制度を活用した利用円滑化について~
<パネリスト>
 三田誠広氏(オーファンワークス実証事業実行委員会 委員長/公益社団法人日本文藝家協会 副理事長)
 赤松健氏(公益社団法人日本漫画家協会 常務理事)
 大塚大氏(行政書士/日本行政書士会連合会 知財部門専門員)
 福井健策氏(弁護士・ニューヨーク州弁護士/日本大学芸術学部・神戸大学大学院 客員教授)
 他1名予定(未定)
<コーディネーター>
 瀬尾太一氏

文化庁受託事業「オーファンワークス実証事業」シンポジウム開催のご案内(オーファンワークス実証事業, 2019/3/4)
https://jrrc.or.jp/orphanworks/2019/031/

参考:
E2020 – オーファンワークス問題解決に向けて:シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.346 2018.05.17
http://current.ndl.go.jp/e2020

E1785 – 著作権者不明等の場合の裁定制度の一部要件緩和について
カレントアウェアネス-E No.301 2016.04.14
http://current.ndl.go.jp/e1785

CA1873 – 権利者不明著作物の活用促進について / 星川明江
カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1873