2018年3月9日、オーファンワークス実証事業実行委員会が、東京都渋谷区の渋谷けやきホールで、オーファンワークス実証事業シンポジウム「オーファンワークスと裁定制度・その未来とは?~実証事業の成果を受けて望ましい事業、制度を展望する~」を開催します。
同実行委員会が2017年10月以降行ってきた、権利所在が不明と思われる著作物の裁定手続を行う実証事業が2018年3月末で終了するにあたり、その報告書の取りまとめを行うと共に、シンポジウムを開催するものです。今後の裁定制度の改善点のほか、権利者所在不明の著作物の再利用についても議論がなされる予定です。
定員は先着200人で、事前の申込みが必要です。参加費は無料です。
主な内容は次のとおりです。
・実行委員長あいさつ
三田誠広氏(日本文藝家協会副理事長)
・裁定制度の利用円滑化に向けた実証事業成果報告
瀬尾太一氏(オーファンワークス実証事業実行委員会幹事)
・シンポジウム オーファンワークスと裁定制度・その未来とは?~実証事業の成果を受けて望ましい事業、制度を展望する~
コーディネーター:瀬尾太一氏
パネラー:三田誠広氏、池村聡氏(森・濱田松本法律事務所弁護士)、文化庁著作権課(予定) 他
【文化庁受託事業】オーファンワークス実証事業シンポジウム 開催のご案内(オーファンワークス実証事業,2018/2/26)
https://jrrc.or.jp/orphanworks/2018/019/
オーファンワークス実証事業
https://jrrc.or.jp/orphanworks/
参考:
オーファンワークス実証事業実行委員会、2017年度のオーファンワークス実証事業の実施を発表
Posted 2017年8月10日
http://current.ndl.go.jp/node/34506
オーファンワークス実証事業実行委員会、著作権者不明等の場合の裁定制度の利用円滑化に向けた実証事業の実施を発表
Posted 2016年11月10日
http://current.ndl.go.jp/node/32906
E1785 – 著作権者不明等の場合の裁定制度の一部要件緩和について
カレントアウェアネス-E No.301 2016.04.14
http://current.ndl.go.jp/e1785
CA1873 – 権利者不明著作物の活用促進について / 星川明江
カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1873