株式会社Legal Technology、『注釈民事訴訟法』などの古典書籍の著作権処理・流通に取り組む「叡智の掘り起こしプロジェクト」を開始:株式会社有斐閣との連携により実施

2021年6月28日、法律書を検索・閲覧できるデータベース「LEGAL LIBRARY」を運営する株式会社Legal Technologyは、法律書を含む人文科学系書籍の出版に携わる株式会社有斐閣との連携により、「叡智の掘り起こしプロジェクト」を開始すると発表しました。

古典書籍の著作権処理・流通に取り組むプロジェクトであり、実施にあたり文化庁の裁定制度等も活用すると述べています。最初に著作権処理に取り組む古典書籍として、1991年から1998年に発刊された『注釈民事訴訟法』9冊を挙げています。

株式会社Legal Technology
https://www.legal-technology.jp/
※「NEWS」欄に、2021年6月28日付けで「株式会社有斐閣と連携し、著作権を活性化する『叡智の掘り起こしプロジェクト』を開始しました。」と掲載されています。

「LEGAL LIBRARY(リーガルライブラリー)」 有斐閣と連携し『注釈民事訴訟法』などの古典書籍の著作権活性化(PR TIMES, 2021/6/28)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000040589.html

参考:
CA1873 – 権利者不明著作物の活用促進について / 星川明江
カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1873

E2020 – オーファンワークス問題解決に向けて:シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.346 2018.05.17
https://current.ndl.go.jp/e2020

E2120 – 『リーガル・リサーチ』刊行15周年記念シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.366 2019.03.28
https://current.ndl.go.jp/e2120