Taylor & Francis社、オープンアクセス学術単行書のダイレクトリDOABの査読情報を提供するサービスPRISMへの参加を表明

2024年1月11日、Taylor & Francis社が、オープンアクセス(OA)学術単行書のダイレクトリであるDirectory of Open Access Books(DOAB)が提供する単行書の査読情報を提供するサービス“Peer Review Information Service for Monographs(PRISM)”への参加を表明しました。

PRISMは、学術出版者がDOABに提供した査読プロセスに関する情報を、DOABのプラットフォーム上で、出版者一覧や個々の出版物のページ等から確認できるサービスです。発表によると、同社のインプリントであるRoutledge及びCRC Pressから出版されたものを含む全てのTaylor &Francis社のOA学術単行書は専門家による査読を受けており、PRISMでは、査読が行われた時期や査読者の詳細といった査読プロセスに関する情報をDOABユーザーが簡単に入手できるようになるとしています。

Taylor & Francis Joins DOAB’s Peer Review Transparency Initiative, PRISM(Taylor & Francis, 2024/1/11)
https://newsroom.taylorandfrancisgroup.com/taylor-francis-joins-prism-peer-review-transparency-initiative/

参考:
オープンアクセス(OA)学術単行書のダイレクトリDOAB、単行書の査読情報を提供するサービスPRISMを正式に開始 [2022年11月18日]
https://current.ndl.go.jp/car/47212