2023年7月31日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、研究費ごとに紐付けられた体系的番号のリストを更新したことを発表しました。
発表によると、内閣府が事務局となっている競争的研究費に関する関係府省連絡会では、競争的研究費の各事業と論文を適切に紐づけて研究成果・研究動向等との関係を明らかにし、エビデンスベースの各事業及び各機関の評価や政策立案等の参考とするため、研究費ごとに体系的番号の付与を進めているとしています。
NISTEPは体系的番号のリストを公開することとされており、2023年7月31日時点の体系的番号を取りまとめたとしています。
論文謝辞等における研究費に係る体系的番号の記載について(NISTEP, 2023/7/31)
https://www.nistep.go.jp/archives/55436
体系的番号一覧(令和5年7月31日更新)[PDF : 443KB]
https://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/e66f5e1c33e2aac4dde5c4fe7c0a79dd.pdf
参考:
文部科学省 科学技術・学術政策研究所とトムソン・ロイター、論文の謝辞情報に含まれる資金配分機関等の名称記述統一に関し、第一弾となる共同研究成果を発表 [2016年04月21日]
https://current.ndl.go.jp/car/31409
科学技術・学術政策研究所「論文の謝辞情報を用いたファンディング情報把握に向けて-謝辞情報の実態把握とそれを踏まえた将来的な方向性の提案-」を公表 [2014年12月08日]
https://current.ndl.go.jp/car/27587
CA2033 – 内閣府エビデンスシステム(e-CSTI)の概要と今後の方向性 / 白井俊行
カレントアウェアネス No.354 2022年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2033