国立国会図書館(NDL)は、2023年4月17日、2月17日に開催した令和4年度書誌調整連絡会議の報告の概要と資料を公開しました。
今回の会議では、「ジャンル・形式用語の意義と実践」をテーマとし、帝塚山学院大学基盤教育機構教授の渡邊隆弘氏によるジャンル・形式用語の定義と意義、米国における実践に関する報告のあと、NDLから国立国会図書館ジャンル・形式用語(NDLGFT)の適用状況、TRCからTRC MARCでのジャンル名の運用について報告がなされました。出席者による質疑応答・自由討議では、ジャンル・形式用語の意義について確認し、用語の普及や設計・運用、OPACでの活用などの課題について、議論されました。
書誌データに関するお知らせ(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/data/news.html
※2023年4月17日付で「令和4年度書誌調整連絡会議報告(概要)を掲載しました」とあります。
令和4年度書誌調整連絡会議報告(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/data/basic_policy/bib_control/conference/2022_report.html
参考:
国立国会図書館(NDL)、平成26年度書誌調整連絡会議の報告と資料を公開 [2015年04月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/28404
E2494 – Web NDL Authoritiesの拡充:著作とジャンル・形式用語
カレントアウェアネス-E No.435 2022.05.26
https://current.ndl.go.jp/e2494
E2007 – 国立図書館におけるジャンル・形式用語の実務に関する調査
カレントアウェアネス-E No.343 2018.03.08
https://current.ndl.go.jp/e2007
E2005 – フランスと日本の目録動向:書誌調整連絡会議<報告>
カレントアウェアネス-E No.343 2018.03.08
https://current.ndl.go.jp/e2005