フランス図書館員協会(ABF)、図書館は包摂性があり開かれた場であるという声明を公開:ドラァグクイーンによる読み聞かせ会への圧力・攻撃を踏まえて

2023年2月6日、フランス図書館員協会(ABF)が、図書館は包摂性があり開かれた場であるという声明を公開しました。

ドラァグクイーンによる読み聞かせ会が政治的圧力団体による攻撃を受けて中止になるケースが、トゥールーズおよびその他のフランスの都市で発生したことを受けての声明です。ABFは、原因や対象が何であれ検閲に断固として非難すること、図書館の使命は、開放性と対話の精神に基づくコレクション・サービス・活気の提供であること、ドラァグクイーンによる読み聞かせは図書館にふさわしいイベントであること等が述べられています。

[Communiqué Les Bibliothèques sont des lieux d’inclusion et d’ouverture sur le monde(ABF, 2023/2/6)
https://www.abf.asso.fr/1/22/1013/ABF/-communique-les-bibliotheques-sont-des-lieux-dinclusion-et-douverture-sur-le-monde

参考:
オーストラリア図書館協会(ALIA)、「ドラァグクイーンによる読み聞かせ」を開催する図書館を支援するためイベント開催の様子を撮影した写真送付を呼びかけ:ブリスベン・スクエア図書館で発生した中傷による妨害への対抗として [2020年01月27日]
https://current.ndl.go.jp/car/40061

E2300 – 多様性を発揮する図書館運営:ドラァグクイーンの読み聞かせ
カレントアウェアネス-E No.398 2020.09.17
https://current.ndl.go.jp/e2300

CA1725 – セクシュアル・マイノリティの問題と図書館への期待 / 小澤かおる
カレントアウェアネス No.305 2010年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1725