2023年1月20日、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が、「映画資料所在地情報検索システム(JFROL)」を一般公開する実証実験を開始したと発表しました。
発表によると、文化庁から受託している「令和4年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」において、調査研究の一環として開発されたものです。
全国の連携資料館が所蔵する、シナリオ、ポスター、スチル写真等のフィルム以外の映画関連資料の横断検索が可能と述べられています。1月20日時点で、連携資料館は、東映太秦映画村・映画図書室をはじめとした5館です。実証実験の期間は1月19日から3月31日までです。
【一般公開開始】「映画資料所在地情報検索システム(JFROL)」がオープン(VIPO, 2023/1/20)
https://www.vipo.or.jp/news/33446/
JFROL
https://jfrol.jp/
参考:
【イベント】全国映画資料アーカイブサミット2023(1/30・オンライン) 2023-01-17
https://current.ndl.go.jp/car/170887
E2343 – <失われた公演>を記録する:コロナ禍とエンパクの取組
カレントアウェアネス-E No.406 2021.01.14
https://current.ndl.go.jp/e2343
E2305 – 東映太秦映画村・映画図書室について
カレントアウェアネス-E No.399 2020.10.01
https://current.ndl.go.jp/e2305