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国立公文書館、新たな国立公文書館における利用者向けサービスに関するアンケートを実施中

2024年11月15日、独立行政法人国立公文書館(東京都千代田区)が、新たな国立公文書館における利用者向けサービスに関するアンケートの実施に関するお知らせを、公式Xに掲載しました。国立公文書館では、2029(令和11)年度末の新たな国立公文書館の開館(国会前庭に憲政記念館と合築)に向けて各種検討が進められています。今回のアンケートは、現行サービスの利用状況及び新館開館に向けて検討されている利用請求手続のオンライン化・利用者向けサービスシステムに関する内容となっています。@JP...

堺市立図書館(大阪府)、「図書館コンビニエンスストア連携サービス事業」の試行実施についての検証報告書を公開

2024年2月18日、堺市立図書館(大阪府)が、「図書館コンビニエンスストア連携サービス事業」の試行実施についての検証報告書を公開しました。図書館コンビニエンスストア連携サービスは、図書館で借りた本をコンビニエンスストアで返却できるサービスで、2023年6月1日から11月30日まで、同市内のセブン-イレブンの3店舗で試行実施されました。試行実施期間中の返却冊数は9,780冊、延べ利用者数は3,266人でした。延べ利用者数のうち、20代から50代までの働き世代が63%(特に40...

図書館職員を守る:図書館職員の健康と安全を守るための闘い(記事紹介)

2024年2月8日付けで、米国公共図書館協会(PLA)のオンライン補完版“Public Libraries Online”に、記事“Protecting Library Workers : The Ongoing Battle for the Health and Safety of Library Staff”が掲載されました。著者は、米・オレゴン州のヒルズボロ公共図書館の図書館支援専門家であるKatherine Knox氏です。図書館における暴力や薬物使用といった問題に対...

【イベント】図書館問題研究会(図問研)・長野支部学習会「図書館のお困りごと相談会」(2/12・オンライン)

2024年2月12日、図書館問題研究会(図問研)・長野支部学習会が、「図書館のお困りごと相談会」をオンラインで開催します。図書館に勤めている人や図書館を利用している人が、それぞれの立場で図書館での悩みを一緒に考える学習会とあります。誰でも参加可能ですが、事前の申込みが必要です。図書館問題研会・長野支部学習会 図書館のお困りごと相談会 開催(図書館問題研究会, 2024/2/5)参考:【イベント】図書館問題研究会高知支部学習会「知っていますか? 非正規公務員を「守る」法律、「縛...

五霞町(茨城県)、「五霞町電子図書館」を開設:同町在住・在勤・在学者に対し利用開始手続から全てのサービスを完全オンライン化

2023年12月1日、五霞町(茨城県)が「五霞町電子図書館」を開設しました。マイナンバーカードを利用した電子図書館サービスで、同町在住者に加え、同町で在勤・在学している人も、利用開始手続から全てのサービスが完全オンラインで利用できます。在勤・在学者に対しても全てのサービスを完全オンライン化したのは全国初であるとしています。12月1日から利用できるのは同町内在住者のみですが、順次対象を拡大し、2024年3月末までに町外在住の五霞町在勤・在学の人も利用可能となる予定とあります。五...

E2610 – 日本図書館研究会第64回研究大会シンポジウム<報告>

カレントアウェアネス-ENo.459 2023.06.29 E2610日本図書館研究会第64回研究大会シンポジウム<報告> 奈良大学文学部・竹田芳則(たけだよしのり)2023年3月4日と5日に、同志社大学今出川キャンパス(京都市)において、日本図書館研究会第64回研究大会が開催された。2019年2月の第60回研究大会以来、4年ぶりの対面開催である。本稿では、5日に開催された「シンポジウム『図書館学の五法則』の実践(ランガナタン没後50年)」の概要を紹介する。まず、コーディネー...

E2569 – 多様性・公平性・包摂性研究に関するコレクション評価(米国)

カレントアウェアネス-E No.450 2023.01.19 E2569多様性・公平性・包摂性研究に関するコレクション評価(米国)収集書誌部国内資料課・和多もなみ(わだもなみ)●はじめに2022年7月,北米研究図書館協会(ARL)は,多様性・公平性・包摂性(DEI)研究に関するコレクションの評価と発見可能性についての報告書“Educating and Empowering a Diverse Student Body: Supporting Diversity, Equity...

真庭市立中央図書館(岡山県)、建物が赤いリボンでラッピングされて「おくりもの」に:「ことばはおくりもの月間」のイベントの一つとして

2022年12月8日、岡山県の真庭市立図書館が、中央図書館の建物が赤いリボンでラッピングされたことを発表しました。真庭市立図書館では12月3日から25日を「ことばはおくりもの月間」とし、本や物語に触れ合う多彩な催しが展開されています。中央図書館の建物のリボンラッピングもこの一環で、図書館全体が「おくりもの」となっているとあります。ラッピングのリボンは、同市内のアパレル製造業者によってボランティアで作成されたとあり、12月25日まで飾られます。また、同じく12月3日から25日に...

E2565 – 講演会「“あなた”はなぜ,図書館に行くのか」<報告>

カレントアウェアネス-E No.449 2022.12.22 E2565 講演会「“あなた”はなぜ,図書館に行くのか」<報告> 神戸・図書館ネットワーク・大西典子(おおにしのりこ)2022年10月24日,同志社大学准教授の佐藤翔氏を迎え,神戸・図書館ネットワーク主催講演会「今,公共図書館を考えるPart10“あなた”はなぜ,図書館に行くのか~図書館利用の決定要因と図書館像・利用者像~」を開催した。COVID-19感染拡大による中止も乗り越え,企画から3年越しの開催となった。講...

E2545 – 米国都市部の図書館員のトラウマに関する研究報告書

●はじめに2022年6月,米国都市部の図書館員などからなるUrban Librarians Unite(ULU)は,都市部の公共図書館におけるトラウマ(心的外傷)に関する2年にわたる研究の最終報告書“Urban Library Trauma Study Final Report”を公開した。本稿ではこの報告書の概要を述べる。