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ARL(北米研究図書館協会)

北米研究図書館協会(ARL)、研究図書館における生成AI利用に関する第3回アンケート結果を発表

2025年3月12日付けの北米研究図書館協会(ARL)のブログ記事で、研究図書館における生成AI利用に関する第3回アンケートの実施結果が発表されています。アンケートは2025年1月に実施され、ARL参加館の図書館長及びディレクター40人から得た回答に基づき、各機関がどのようにAI技術を取り入れ、対応しているかがまとめられています。主な調査結果として、AI技術への取組は着実に進展しており、28%は積極的に導入し、75%はスタッフのスキルアップとAIリテラシーの向上を目的とした専...

E2758 – マラケシュ条約の履行を促進するためのARLとCARLによる報告書

カレントアウェアネス-ENo.493 2024.12.19 E2758 マラケシュ条約の履行を促進するためのARLとCARLによる報告書 調査及び立法考査局議会官庁資料課・瀬戸口優里(せとぐちゆり)2024年2月、北米研究図書館協会(ARL)とカナダ研究図書館協会(CARL)は、「盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」(以下「マラケシュ条約」;E1455、CA1831参照)の履行を促進するための最終調...

北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2023年版を刊行

2024年11月20日、北米研究図書館協会(ARL)が加盟図書館員の給与調査レポートの2023年版“ARL Annual Salary Survey 2023”の刊行を発表しました。120館の大学図書館に勤務する1万1,118人と、6館の大学以外の研究図書館に勤務する2,044人のデータを分析対象としています。大学図書館のデータは、総合図書館・健康科学図書館・法律図書館に分けて報告されています。発表の中では、歴史的に社会的に過小評価されているグループ(historically...

北米研究図書館協会(ARL)と米・ネットワーク情報連合(CNI)、将来の研究環境にAIがもたらす影響についてのシナリオのデラックス版を公開

2024年6月27日、北米研究図書館協会(ARL)と米・ネットワーク情報連合(CNI)が、将来の研究環境に人工知能(AI)がもたらす影響についてのシナリオ“ARL/CNI Scenarios: AI-Influenced Futures”のデラックス版を公開したと発表しました。デラックス版は、2035年に向けたシナリオに関する報告書の以前の版に幾つかの重要な追加修正が加えられた最終版のほか、コミュニティからのフィードバック等をまとめた戦略的コンテキストに関する報告書、業界リー...

北米研究図書館協会(ARL)と米・ネットワーク情報連合(CNI)、将来の研究環境にAI(人工知能)がもたらす影響について分析した報告書を公開

2024年5月6日、北米研究図書館協会(ARL)と米・ネットワーク情報連合(CNI)が、将来の研究環境にAI(人工知能)がもたらす影響について分析した報告書“The ARL/CNI 2035 Scenarios: AI-Influenced Futures in the Research Environment”をARLのウェブサイト上で公開しました。同報告書では、今後10年間でAIの急速な進歩とその研究環境への導入によってどのような変化が起こりうるか、四つのシナリオを設定し...

北米研究図書館協会(ARL)、人工知能に関する行動指針を公開

2024年4月25日、北米研究図書館協会(ARL)が、人工知能(AI)に関する行動指針“Research Libraries Guiding Principles for Artificial Intelligence”を公開しました。この指針は、今後、ARLが倫理的かつ透明性あるAIの利用に向けた政策提言などを行う際に依拠するものとして策定されました。指針の中では、以下を含む七つの原則が示されています。・ 人々のデジタルリテラシー向上のために図書館はAIツール・技術へのアク...

北米研究図書館協会(ARL)、北米の学術機関における研究データ管理・共有の実践に関する調査報告書を公表

2024年3月21日、北米研究図書館協会(ARL)が、北米の学術機関における研究データ管理・共有(DMS)の実践に関する調査報告書“Publicly Shared Data: A Gap Analysis of Researcher Actions and Institutional Support throughout the Data Life Cycle”を公表しました。同報告書は、研究データのパブリックアクセスのための調査・モデル構築・情報収集に取り組む、ARLと六つ...

北米研究図書館協会(ARL)とカナダ研究図書館協会(CARL)、マラケシュ条約の履行に向けた調査報告書を公開:米国とカナダの研究図書館のための推奨事項等を提示

2024年2月15日、北米研究図書館協会(ARL)とカナダ研究図書館協会(CARL)が、マラケシュ条約の履行に向けた調査報告書を公開したと発表しました。同報告書は、ARLとCARLが立ち上げた、マラケシュ条約の履行に関する調査のためのタスクフォースにより作成されました。タスクフォースは、同条約の履行に向けた米国とカナダの研究図書館のための推奨事項やリソースを確認することを目的とする、3年間のパイロットプロジェクトを実施してきました。マラケシュ条約履行に向けた主要な調査領域とし...

北米研究図書館協会(ARL)、研究データ管理・共有に要する経費を分析した報告書を公表

2024年2月7日、北米研究図書館協会(ARL)が、研究データ管理・共有(DMS)に要する経費を分析した報告書“Making Research Data Publicly Accessible: Estimates of Institutional & Researcher Expenses”を公開したと発表しました。同報告書は、研究データのパブリックアクセスのための調査・モデル構築・情報収集に取り組む、ARLと六つの学術機関によるイニシアチブ“Realities of Ac...

大学・研究図書館協会の国際的な連合体IARLA、「安全でオープンなインターネットに関する国際原則」を発表

2023年11月29日、大学・研究図書館協会の国際的な連合体IARLAが、「安全でオープンなインターネットに関する国際原則」を発表しました。発表によると、この原則は、IARLAの加盟団体の国々における法律や規制が様々である中で、ネット中立性、ユーザーのデータプライバシー保護、オンライン上における言論の自由の保護などに関して、加盟団体がアドボカシー(権利擁護等の活動)を行う上で指針となるものとされています。International Principles for Researc...