2025年3月27日、米・マサチューセッツ工科大学出版局(MIT Press)が、“Direct to Open”(D2O)プログラムの成果をまとめた報告書(2025年版)を公開しました。
D2Oは、米国の大学図書館を始めとする図書館及び図書館コンソーシアムの共同出資によって学術単行書の持続可能なオープンアクセス(OA)化を目指すプログラムとして、2021年に立ち上げられました。
報告書によると、プログラム開始後の4年間で13の図書館コンソーシアムと407の図書館がD2Oに参加し、学術単行書320タイトルのOA化に資金提供したとされています。そのほか、D2OによってOA化された書籍の総閲覧数は2025年2月現在で70万5,000件であったことなどが紹介されています。
The MIT Press releases 2025 Direct to Open (D2O) Impact Report(MIT Press, 2025/3/27)
https://mitpress.mit.edu/the-mit-press-releases-2025-direct-to-open-d2o-impact-report/
ImpactD2O 2025(MIT Press)
https://mitpress.mit.edu/open-access-at-mit-press/d2o-impact-report-2025/
参考:
米・マサチューセッツ工科大学出版局、“Direct to Open”(D2O)の2025年の年間資金調達目標額を達成: 80タイトルをOA化へ [2025年01月27日]
https://current.ndl.go.jp/car/238826
米・マサチューセッツ工科大学出版局、学術単行書のオープンアクセス化を目指すプログラム“Direct to Open”(D2O)の成果をまとめた報告書を発表 [2024年06月05日]
https://current.ndl.go.jp/car/221096
E2518 – D2O:大学出版局と図書館の連携による学術単行書のOA化モデル
カレントアウェアネス-E No.439 2022.07.21
https://current.ndl.go.jp/e2518