国立情報学研究所(NII)、Society5.0対応の「学術研究プラットフォーム」の本格運用を開始

2022年4月1日、国立情報学研究所(NII)が、Society5.0対応の「学術研究プラットフォーム」の本格運用を開始しました。

発表によると、学術研究専用の100Gbps高速ネットワーク基盤「SINET5」をアップグレードした400Gbps超高速ネットワーク基盤「SINET6」と、研究データ基盤「NII Research Data Cloud (NII-RDC)」を融合したものです。NII-RDCに関しては、管理基盤「GakuNin RDM」、公開基盤「JAIRO Cloud」、検索基盤「CiNii Research」により構成され、研究データの管理・蓄積・流通のための基本的機能が提供されており、信頼性の確保・解析や人材育成を支援する機能の開発・整備等を行うと述べられています。

Society5.0対応の学術研究プラットフォームを4/1スタート~全国400Gbps化したSINET6と研究データ基盤NII-RDCを融合し日本の研究データ活用・流通・管理を促進~(NII, 2022/4/1)
https://www.nii.ac.jp/news/release/2022/0401.html

参考:
【イベント】国立情報学研究所「学術情報基盤オープンフォーラム2021」(7/6-8・オンライン)
Posted 2021年6月28日
https://current.ndl.go.jp/node/44302

国立情報学研究所(NII)、広報誌『NII Today』第91号を刊行:「NII Research Data Cloud 本格始動へ:オープンサイエンスを支える研究データ基盤」が特集テーマ
Posted 2021年5月27日
https://current.ndl.go.jp/node/44085

E2409 – 日本の学術機関に向けた研究データ管理サービスGakuNin RDM
カレントアウェアネス-E No.417 2021.07.29
https://current.ndl.go.jp/e2409