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学術情報基盤

大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)、「電子ジャーナルに関する学内向け説明資料:素材集」一部一般公開版を公表

2025年3月27日、大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)が、「電子ジャーナルに関する学内向け説明資料:素材集」一部一般公開版を公表しました。電子ジャーナル等の学術情報基盤に係る現状や課題について、会員館で全学的な理解を深めるための学内向け説明資料として2018年度から作成されていたものを2024年度に改訂し、一般公開可能な部分を公表したとあります。『電子ジャーナルに関する学内向け説明資料:素材集』一部一般公開版を掲載しました(JUSTICE, 2025/3/27)

文部科学省、2024年度の「学術情報基盤実態調査」の結果を公表

2025年3月25日、文部科学省が、2024(令和6)年度「学術情報基盤実態調査」の結果を公表しました。同調査は国公私立大学の大学図書館やコンピュータ・ネットワーク環境の現況を把握し、改善・充実のための基礎資料とするために、2005年度から毎年実施されているものです。2024年度調査の対象の大学は、国立86、公立101、私立629の計816大学で、回答率は100%でした。発表の中では、主な結果として以下等を挙げています。○大学図書館編・2023(令和5)年度の図書館資料費は7...

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ)をリニューアル

2025年3月24日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)が、学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ)をリニューアルしたと発表しました。今回のリニューアルでは、主にデータ項目の見直しが行われたとあります。学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ)をリニューアルしました(JPCOAR, 2025/3/24)学協会著作権ポリシーデータベース(JPCOAR)参考:オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、「著作権ポリシー策定・公開ガイドライン」を公開 ...

国立情報学研究所(NII)、CiNiiのサービスに関するアンケートを実施中(2024年度)

2025年3月18日から4月17日まで、国立情報学研究所(NII)が、今後のサービス改善を目的として、CiNiiのサービスに関するアンケートを実施しています。CiNiiのサービスに関するアンケートを実施中です(期間:2025年3月18日(火)から2025年4月17日(木)まで)(NII, 2025/3/18)参考:E2761 – 「電子リソースデータ共有サービス」の概要と検討の経緯カレントアウェアネス-E No.494 2025.01.16

Delta Think社による論文処理費用(APC)の価格上昇の分析(記事紹介)

2025年3月13日、Delta Think社が、同社のウェブサイト上で、論文処理費用(APC)の価格上昇を分析した記事“News & Views: Open Access Charges – Price Increases Back on Trend”を公開しました。2024年はインフレによりAPCの価格上昇が起こったが、2025年に入りインフレ率が下がるにつれて、上昇率は長期的な平均値まで低下したとしています。News & Views: Open Access Charg...

E2777 – 研究情報のオープン化に関するバルセロナ宣言とロードマップ

カレントアウェアネス-ENo.498 2025.03.13 E2777研究情報のオープン化に関するバルセロナ宣言とロードマップ京都大学情報環境機構データ運用支援基盤センター・西岡千文(にしおかちふみ)2024年4月、研究を実施・助成・評価する機関や研究情報基盤を提供する機関の関係者らのグループによって、「研究情報のオープン化に関するバルセロナ宣言」(以下「宣言」)が公開された。宣言では研究情報を「研究の実施およびコミュニケーションに関する情報」と定義している。研究情報の具体例...

CoARA、責任ある研究評価に適したオープンインフラストラクチャーを構築するためのフレームワークを公開

2025年2月10日、研究評価改革の推進のための有志連合CoARA(Coalition for Advancing Research Assessment)のワーキンググループであるTowards Open Infrastructures for Responsible Research Assessment(OI4RRA)が、責任ある研究評価に適したオープンインフラストラクチャーを構築するためのフレームワーク“Open Infrastructures for Respons...

E2770 – フォーラム「オープンサイエンスを社会につなぐために」報告

カレントアウェアネス-ENo.496 2025.02.13 E2770 フォーラム「オープンサイエンスを社会につなぐために」報告 関西館図書館協力課・山口琴衣(やまぐちことえ)2024年11月6日、国立国会図書館(NDL)は、第26回図書館総合展において、フォーラム「オープンサイエンスを社会につなぐために―国立国会図書館の取組を踏まえて」を開催した。本稿ではその概要を紹介する。●基調講演「オープンサイエンス その新規性の持つ意味」/倉田敬子(NDL館長)ユネスコのオープンサイ...

RDA-USとNISO、永続的識別子(PID)についてのANSI/NISO規格作成で協力

2025年2月4日、研究データ連盟(Research Data Alliance)の米国地域グループであるRDA-USと米国情報標準化機構(NISO)が、永続的識別子(PID)についてのANSI/NISO規格の作成において協力することが、NISOのウェブサイト上で発表されました。RDA-USはPIDや関連システムについての専門知識等を提供し、NISOは作業ワーキンググループの運営を管理するとあります。Press Release (NISO)※2025年2月4日付けで、“RDA...

フランスの高等教育・研究省、フランスのオープンサイエンス指標の2024年版を公開

2025年1月30日、フランスの高等教育・研究省(ministère de l’Enseignement supérieur et de la Recherche)が、フランスのオープンサイエンス指標“Baromètre de la Science Ouverte”の2024年版を公開しました。2024年度版では、2023年に出版されたCrossref DOIを持つフランスの学術出版物16万件のうち67%が、2024年12月時点でオープンアクセス(OA)となっていたこと、ジャ...