感覚過敏の人に優しいプログラムや設備を図書館に追加する(記事紹介)

2025年3月14日、米国図書館協会(ALA)の公共プログラム部(Public Programs Office)が開設しているコミュニティプログラム等を企画する図書館員のためのウェブサイト“Programming Librarian”に、感覚過敏の人に優しいプログラム等に関する記事“How to Add Sensory–Friendly Programs & Resources to Your Library”が掲載されました。

記事では、ALAによるコミュニティ支援のためのイニシアチブ “Libraries Transforming Communities”(LTC)の助成金を受けた小規模館や地方の図書館による、聴覚、視覚、嗅覚などが過敏に反応してしまう感覚過敏の人のための取組が紹介されています。また、感覚過敏の人に配慮したプログラムを実施するに当たって考慮すべき事項も挙げられています。

How to Add Sensory–Friendly Programs & Resources to Your Library(Programming Librarian、2025/3/14)
https://programminglibrarian.org/articles/how-add-sensory-friendly-programs-resources-your-library

参考:
米国図書館協会(ALA)、コミュニティ支援のためのイニシアチブ“Libraries Transforming Communities”(LTC)に1,000万ドルの追加資金を獲得:障害者サービス向上のため小規模館や地方の図書館に分配へ [2024年03月15日]
https://current.ndl.go.jp/car/211477

E2720 – 感覚過敏の来館者のための東京国立博物館センサリーマップ
カレントアウェアネス-E No.485 2024.08.08
https://current.ndl.go.jp/e2720

下山佳那子. 動向レビュー:ニューロダイバーシティと図書館サービス―自閉スペクトラム症者の包摂と展望―. カレントアウェアネス. 2024, (361), CA2066, p. 10-13.
https://current.ndl.go.jp/ca2069