米・図書館でメモリーカフェ(認知症カフェ)を開催するためのガイド(記事紹介)

2025年6月13日、米国図書館協会(ALA)の公共プログラム部(Public Programs Office)が開設しているコミュニティプログラム等を企画する図書館員のためのウェブサイト“Programming Librarian”に、図書館でメモリーカフェ(認知症カフェ)を開催するための方法についての記事“Setting Up a Memory Café at Your Library: A How-to Guide”が掲載されました。

メモリーカフェは、認知症の人とその介護者に、障害のためにコミュニティから疎外されがちな状況においても、社会的交流・繋がりを継続的に築く機会を提供する場であり、図書館はメモリーカフェを開催するのに理想的な場所であるとしています。同記事では、ALAの助成金を活用してメモリーカフェを開催しているアイオワ州のヴィントン公共図書館の事例を踏まえ、図書館でのメモリーカフェの始め方や役に立つ情報リソースを紹介しています。

Setting Up a Memory Café at Your Library: A How-to Guide(Programming Librarian, 2025/6/13)
https://programminglibrarian.org/articles/setting-memory-cafe-your-library-how-guide

参考:
阪南市立図書館(大阪府)の「認知症にやさしい図書館プロジェクト」による取り組み「マスターズCafe」がNHK厚生文化事業団の「第4回認知症とともに生きるまち大賞」を受賞 [2020年12月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/42738

みやこ町中央図書館(福岡県)、「オレンジカフェinとしょかん」を実施 [2018年07月09日]
https://current.ndl.go.jp/car/36295

直方市立図書館(福岡県)、「認知症カフェ図書館」を毎月開催へ [2017年01月23日]
https://current.ndl.go.jp/car/33302