国立情報学研究所(NII)、SINETの加入機関数が1,000に到達したことを発表

2022年10月31日、国立情報学研究所(NII)が、NIIが構築・運用する学術情報ネットワークであるSINET(Science Information NETwork)の加入機関数が1,000に到達したことを発表しました。

発表によると、1,000機関の内訳毎のカバー率は、国立大学及び大学共同利用機関は100%、公立大学は92%、高等専門学校は98%であり、国公私立大学合わせて約76%の大学が加入しているとしています。また、研究組織等の加入も大きく増加しているとしています。

SINETは、2022年4月から、全国を高密度超高速400Gbps超高速回線で網羅する「SINET6」の提供を開始しているほか、SINETと研究データの管理・蓄積・流通のための「NII Research Data Cloud(NII RDC)」を融合した学術研究プラットフォームの提供も開始しているとしています。

日本の学術研究活動を支えるプラットフォームSINETの加入機関数が1,000に到達(NII, 2022/10/31)
https://www.nii.ac.jp/news/release/2022/1031.html

SINET6
https://www.sinet.ad.jp/

参考:
国立情報学研究所(NII)、Society5.0対応の「学術研究プラットフォーム」の本格運用を開始
Posted 2022年4月8日
https://current.ndl.go.jp/node/45954

国立情報学研究所(NII)、学術情報ネットワーク「SINET5」の東京・大阪間に世界最高水準の長距離400Gbps回線を構築・運用開始
Posted 2019年12月10日
https://current.ndl.go.jp/node/39706