2022年10月31日、英国王立化学会(RSC)が、5年以内に所有する全てのジャーナルをオープンアクセス(OA)化するよう取り組むと発表しました。
世界中の機関、企業、資金提供者からの十分な支援や参加を前提に、著者が論文処理費用(APC)を負担しないモデルでのOA化を目指すとしています。
Royal Society of Chemistry commits to 100% Open Access(RCS, 2022/10/31)
https://www.rsc.org/news-events/articles/2022/oct/rsc-oa-commitment/
参考:
学術出版社らによるワーキンググループ、「学術出版における包摂性・多様性のための最低基準」を公開
Posted 2021年12月7日
https://current.ndl.go.jp/node/45284
英国王立化学協会、“Open Access Switchboard”への支援を発表
Posted 2021年9月14日
https://current.ndl.go.jp/node/44801
英国王立化学会(RSC)、オランダ・SURFmarketコンソーシアムとの間で”Read & Publish”契約を締結
Posted 2019年12月10日
https://current.ndl.go.jp/node/39702
英国王立化学会(RSC)、スペイン国立研究協議会(CSIC)との“Read & Publish”契約締結を発表
Posted 2019年3月8日
https://current.ndl.go.jp/node/37740
CHORUSに英国王立化学協会(RSC)が参加
Posted 2017年5月31日
https://current.ndl.go.jp/node/34074
cOAlition Sによる転換雑誌に関する分析:2021年版(記事紹介)
Posted 2022年6月28日
https://current.ndl.go.jp/node/46397
CA1990 – 動向レビュー:プランS改訂版発表後の展開―転換契約等と出版社との契約への影響 / 船守美穂
カレントアウェアネス No.346 2020年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1990