英国王立化学協会、“Open Access Switchboard”への支援を発表

2021年9月7日、英国王立化学協会(Royal Society of Chemistry)は、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)が主導する“Open Access Switchboard”(OA Switchboard)を支援することを発表しました。

OA Switchboardは、OA出版物に関する助成機関、研究機関、出版社間のコミュニケーションを合理化する情報交換ハブとして開発されました。2020年12月には、英・Jisc、英国研究・イノベーション機構(UKRI)、英・ウェルカム財団も支援を発表しています。

英国王立化学協会のClaudia Heidrich氏のコメントも掲載されており、OA Switchboardの導入によりレポートサービスの改善が見込まれ、関係者間でOA出版契約をよりよく管理できるようになると述べています。

Royal Society of Chemistry connects to OA Switchboard(Royal Society of Chemistry, 2021/9/7)
https://www.rsc.org/news-events/articles/2021/sep/oa-switchboard/

関連:
The Open Access Switchboard – an introduction and an update(UKSG, 2021/6/25)
https://www.uksg.org/newsletter/uksg-enews-494/open-access-switchboard-introduction-and-update
※英・UKSGのニュースレターに掲載されたOA Switchboardの紹介記事です。

OA Switchboardの進展(ユサコニュース第322号, 2021/1/25付け)
https://www.usaco.co.jp/u_news/detail.html?itemid=1383
※ユサコ株式会社による“OA Switchboard”の紹介記事です。

参考:
英・Jisc、“Open Access Switchboard”への支援を発表
Posted 2020年12月10日
https://current.ndl.go.jp/node/42732