図書館システムに関する国際調査の2025年版が公開

2026年5月21日、図書館システムや自動化に関する情報サイト“Library Technology Guides”を運営するブリーディング(Marshall Breeding)氏による、統合図書館システム(ILS)に関する国際調査の2025年版の結果が公表されました。本調査は19回目です。

製品版・オープンソースシステムの両方を含む101の製品について、米国、カナダ、オーストラリア、英国、ニュージーランド、スペイン等、67か国の図書館から2,220件の回答を得ました。

国際的な傾向を把握するために、質問フォームは英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、フィンランド語で提供されました。回答の内訳は、公共図書館から998件、学術図書館から777件、学校図書館から85件などとなっています。

注目すべき調査結果(Notable Observations)として、主要ベンダーが複数の製品を手掛ける、統合化が進んだ市場状況が結果に反映されていること、多くのコメントから、図書館の予算が厳しい制約下にあることが確認されたこと、図書館はコストの上昇を訴え、機能性の向上とよりオープンなシステムの必要性を強調していること、AI技術への関心を示した図書館はなかったことなどが挙げられています。

Library Perceptions 2026: Results of the nineteenth International Survey of Library Automation(Library Technology Guides, 2026/5/21)
https://librarytechnology.org/perceptions/2025/

参考:
図書館システムに関する国際調査の2024年版が公開 [2025年05月21日]
https://current.ndl.go.jp/car/252889