cOAlition S、英国のCottage Labs社がPlan S原則に準拠した出版方法の確認ツール“Journal Checker Tool”の開発・メンテナンス事業を落札したことを発表

2020年7月3日、cOAlition Sは、Plan S原則に準拠した出版方法の確認ツール“Journal Checker Tool”開発事業等の入札に関する手続きが完了し、Cottage Labs社が落札したことを発表しました。

Cottage Labs社は、英国を拠点とするデータサービス・ソフトウェア開発会社であり、学術業界向けのオープンアクセス(OA)データ管理等に豊富な実績があります。今後、同社はデジタル分野の高等教育・研究等に関するコンサルタント会社Antleaf社と提携し、Open Access ButtonやDOAJ(Directory of Open Access Journals)提供のデータを活用してツールの構築に取り組みます。

“Journal Checker Tool”は、cOAlition Sから助成を受けた研究者がPlan S原則に準拠したジャーナル・プラットフォームを簡単に特定可能とすることを意図したツールです。各研究者の助成元や所属機関に応じて、研究者が出版しようとするジャーナル等が提供するPlan S原則準拠のための方法を示す機能をもつものとして想定されています。

“Journal Checker Tool”は2021年1月1日のPlan S発効に合わせて、2020年末までに利用可能となる予定です。cOAlition Sによる“Journal Checker Tool”の入札提案書に対しては、合計7件の提案が行われました。

One Decolonizing Change to Subject Headings at UBC Library(The University of British Columbia,2020/6/25)
https://xwi7xwa.library.ubc.ca/2020/06/25/one-decolonizing-change-to-subject-headings-at-ubc-library/

参考:
cOAlition S、Plan S原則に準拠した「出版の場」の特定を支援する研究者向けツール“Journal Checker Tool”の開発・メンテナンスのための入札案内書を公開
Posted 2020年2月17日
https://current.ndl.go.jp/node/40260

Science Europe、研究成果物の完全で即時のオープンアクセスを実現するための公的助成機関によるイニシアチブ“cOAlition S”の開始を発表
Posted 2018年9月6日
https://current.ndl.go.jp/node/36610

Coalition S、「Plan Sの実現にかかる手引き」の改訂を発表:効力発生は2021年1月1日からへ延期
Posted 2019年6月6日
https://current.ndl.go.jp/node/38293

オランダ科学研究機構(NWO)、同機構の助成規則におけるPlan S実施のための指針を発表
Posted 2020年7月3日
https://current.ndl.go.jp/node/41425