cOAlition S、2021年の年次報告書を公開

2022年1月21日、cOAlition Sが、2021年の年次報告書“Plan S annual report 2021 : Accelerating Open Access”を公開したとTwitterで発表しました。

年次報告書には、2021年1月から発効したPlan Sの概要や実施状況、cOAlition Sの参加機関、提供しているツールやサービス、ダイヤモンドOAをはじめとした新たな出版モデルの支援について等がまとめられています。

また、2022年に取り組むこととしてPlan S準拠の支援、アウトリーチ、パートナーシップの構築等を挙げています。

@cOAlitionS_OA(Twitter, 2022/1/21)
https://twitter.com/cOAlitionS_OA/status/1484507875947028490

Plan S annual report 2021 : Accelerating Open Access [PDF:24ページ]
https://www.coalition-s.org/wp-content/uploads/2022/01/Plan-S-annual-report-2021.pdf

参考:
CA1990 – 動向レビュー:プランS改訂版発表後の展開―転換契約等と出版社との契約への影響 / 船守美穂
カレントアウェアネス No.346 2020年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1990

cOAlition SとScience Europe、「ダイヤモンドオープンアクセス(OA)」モデルの現状分析に関する調査報告書と調査を受けた推奨事項を公表
Posted 2021年3月10日
https://current.ndl.go.jp/node/43508

cOAlition S、学術誌のサービス・価格の可視性を高めるためのウェブサービス“Journal Comparison Service”の構築開始を発表:英国のCottage Labs社が落札
Posted 2021年12月17日
https://current.ndl.go.jp/node/45347

cOAlition S、“Journal Checker Tool”を更新
Posted 2021年10月15日
https://current.ndl.go.jp/node/45005

cOAlition Sの「権利保持戦略」のこれまでの成果(記事紹介)
Posted 2021年10月8日
https://current.ndl.go.jp/node/44944

cOAlition S、学術出版社・学協会等のフィードバックを反映した“Transformative Journals”の枠組み最終版を発表
Posted 2020年4月9日
https://current.ndl.go.jp/node/40740

cOAlition S、学術書のオープンアクセス化についての推奨事項を発表
Posted 2021年9月3日
https://current.ndl.go.jp/node/44739