カレントアウェアネス-E
No.19 2003.08.06
E105
IFLA,視聴覚・マルチメディア資料ガイドライン案を発表
国際図書館連盟(IFLA)の視聴覚・マルチメディア分科会は,7月,「図書館における視聴覚・マルチメディア資料ガイドライン」の草案を発表した。同案は,1987年のIFLA視聴覚資料ガイドラインの改訂版(未出版)に当たるもので,今夏のIFLAベルリン大会での承認を目指している。
同ガイドラインは,図書館の置かれたハイブリッドな状況を反映し,アナログ・デジタルを問わず,録音テープやDVDといった多様な視聴覚・マルチメディア資料を対象としている(マイクロ資料は除く)。資料の組織化や管理だけでなく,デジタル化や保存,インターネット等にも言及した幅広い内容となっている。