年間22.5億ドル相当と、米国連邦政府から公共図書館向けに提供されている最大の助成金であるE-rate(教育用インターネット接続料金割引)について、その現状・課題、功罪を論じた短報が、American Libraries誌に掲載されています。「E-rateは(フィルタリングの義務化がされているなど)完璧なものではないものの、もはやこれなしでは、利用者サービスが成り立たない」という図書館長の声などが紹介されています。
Carrie Lowe. Rethinking the E-Rate. American Libraries. 2008, 2008.10.
http://www.wo.ala.org/districtdispatch/wp-content/uploads/2008/11/rethinking-the-erate.pdf
November 25th, 2008付けDistrict Dispatchの記事
http://www.wo.ala.org/districtdispatch/?p=1079
参考:
E-Rateプログラムの10年(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/5616
E073 – 「E-rateプログラム」再検討の動き(米国)
http://current.ndl.go.jp/e073
CA1572 – 「子どもをインターネットから保護する法律」合憲判決と図書館への影響 / 高鍬裕樹
http://current.ndl.go.jp/ca1572
CA1473 – 動向レビュー:「子どもをインターネットから保護する法律」と米国図書館協会 / 川崎良孝
http://current.ndl.go.jp/ca1473