OpenGLAMは2022年3月4日付けのmediumでの投稿において、GLAMにおけるオープンアクセス(OA)ポリシーと実践事例の調査“OpenGLAM Survey”について、記事“Four years of the Open GLAM survey”が掲載されています。2018年3月の調査開始から4周年となるのに先んじて行ったデータの再構築やチェック、クリーンアップ作業の概要を紹介しています。
記事によると、調査スプレッドシートには、OAデータを公開している1,424機関がまとめられています。調査スプレッドシート内のリンクの更新を行ったこと、オープンデータの権利表示に関するデータポイントの追加を行ったこと、データを構造化しフィルタリングを容易にするために、プラットフォームや機関、権利表示の種別についてのデータ検証を導入・拡張したこと、などが紹介されています。
また、今後について、機関がOAポリシーを採用した時期や、無形文化財遺産と伝統的な文化表現に関する知的財産ポリシーについて調査したいと述べています。
Four years of the Open GLAM survey(medium,2022/3/4)
https://medium.com/open-glam/four-years-of-the-open-glam-survey-eadebf8bd743
参考:
E2473 – GLAMにおけるオープンソースソフトウェアに関する調査報告書
カレントアウェアネス-E No.430 2022.02.17
https://current.ndl.go.jp/e2473