2021年12月22日、北米研究図書館協会(ARL)が、“Research Library Issues”(RLI)302号を刊行しました。同号の“Introduction”によれば、オープンさ、包摂性、持続可能性の観点から学術基盤に求められる要件について取り上げた内容となっています。
持続可能な学術基盤の構成要素として永続的識別子(PID)が果たす役割に関する記事、研究図書館における障害者のデジタル・アクセシビリティ確保に関する記事、学術基盤のコストと資金調達に関するデータ・情報共有の進展について考察した記事の計3本が掲載されています。
Research Library Issues 302: Sustaining Open Content and Infrastructure(ARL, 2021/12/22)
https://www.arl.org/news/research-library-issues-302-sustaining-open-content-and-infrastructure/
Research Library Issues, no. 302 (2021): Sustaining Open Content and Infrastructure
https://doi.org/10.29242/rli.302
参考:
DataCite、データ管理計画(DMP)のための永続的識別子“DMP-IDs”を開始
Posted 2021年4月23日
https://current.ndl.go.jp/node/43872
E2363 – 欧州のオープンサイエンス・インフラストラクチャーの現状
カレントアウェアネス-E No.409 2021.03.04
https://current.ndl.go.jp/e2363
CA1983 – 動向レビュー:Machine-actionable DMPs(maDMPs)の動向 / 常川真央
カレントアウェアネス No.345 2020年9月20日
https://current.ndl.go.jp/en/ca1983
CA1976 – 組織IDの動向−RORを中心に / 中島律子
カレントアウェアネス No.344 2020年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1976