【イベント】協働型アジア研究オンラインセミナー「IIIFに準拠した画像公開の方法とTEIとの連携」(12/1・オンライン)

2020年12月1日、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)の協働型アジア研究「オリエント世界を対象とした研究資源のデジタル化とその利活用に関する研究」と東京大学アジア研究図書館が共催により、オンラインセミナー「IIIFに準拠した画像公開の方法とTEIとの連携」をウェブ会議サービスZoomを用いて開催します。

同セミナーでは、写本・刊本の公開にあたってのIIIFの実装方法やIIIFを使うとできるようになることについての疑問に応えるため、IIIFの実装支援や利活用の事例紹介が行われます。

参加には事前申込が必要で、定員は300人(先着順)です。参加費は無料です。主なプログラムは次のとおりです。

1. 開催趣旨
 永井正勝氏(東京大学附属図書館U-PARL)

2. CantaloupeとDrupalを用いたIIIF対応デジタルアーカイブ管理システムの構築
 和氣愛仁氏(筑波大学人文社会系)

3. IIIFとTEIの連携を目指して:XPointerは甦るか?
 高橋洋成氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

4. 源氏物語本文研究支援システム「デジタル源氏物語」の開発におけるIIIFとTEIの活用
 中村覚氏(東京大学史料編纂所)

5. SAT大蔵経データベースにおけるIIIFとTEIの活用
 永崎研宣氏(人文情報学研究所)

6. 質疑応答

【協働型アジア研究オンラインセミナー】IIIFに準拠した画像公開の方法とTEIとの連携(U-PARL)
http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/seminar20201201

協働型アジア研究オンラインセミナー「IIIFに準拠した画像公開の方法とTEIとの連携」(東京大学アジア研究図書館)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/asia/news/20201029

関連:
プロジェクト1「オリエント世界を対象とした研究資源のデジタル化とその利活用に関する研究 」(U-PARL)
http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/about-ja/studies2020project1

参考:
E2319 – CMSを利用したデジタルアーカイブの構築<報告>
カレントアウェアネス-E No.401 2020.10.29
https://current.ndl.go.jp/e2319

Text Encoding Initiative(TEI)に日本語テキストなどを扱うSIGが結成される
Posted 2016年6月30日
https://current.ndl.go.jp/node/31943

東京大学総合図書館、『源氏物語』の写本をオンラインで公開:「東京大学本」「東大本」ともいわれる貴重図書
Posted 2019年6月6日
https://current.ndl.go.jp/node/38300

【イベント】第3回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「東京大学デジタル万華鏡 ~デジタルアーカイブズ構築事業の成果紹介とこれからの活用を考える~」(11/29・東京)
Posted 2019年10月16日
https://current.ndl.go.jp/node/39276

SAT大蔵経テキストデータベース研究会、聖徳太子御製とされる仏教典籍『勝鬘經義疏』のUnicodeとTEIに準拠したデジタル版を作成・公開
Posted 2020年4月6日
https://current.ndl.go.jp/node/40715