2020年6月3日、IIIF日本支部の主催により、日本国内のIIIF関連の活動に関する日本語のセッション“Japan Showcase”が開催されます。
同セッションは、IIIFコンソーシアムが主催するオンラインイベント”IIIF Week”の一部であり、IIIFによる情報発信や協同編集活動の事例やIIIF関連の新技術の紹介、「ジャパンサーチ」や“Cultural Japan”といったデジタルリソースの収集・整理・活用プラットフォーム等、IIIFに関連する日本国内の最新の動向について報告が行われます。
参加費は無料で、事前の参加申し込みが必要です。プログラムは以下の通りです。
・菊池信彦氏(関西大学):関西大学デジタルアーカイブプロジェクト
・西岡千文氏(京都大学):京都大学貴重資料デジタルアーカイブ ―連携事例を中心に―
・吉賀夏子氏(佐賀大学):小城藩日記データベースでのIIIF画像公開および活用
・橋本雄太氏(国立歴史民俗博物館):みんなで翻刻:IIIFベースの歴史資料翻刻プラットフォーム
・北本朝展氏(国立情報学研究所):IIIF Curation Platformについて
・永崎研宣氏(人文情報学研究所):文献研究のために世界のデジタル画像を利活用できるように
・川島隆徳(国立国会図書館):国の分野横断型統合ポータル「ジャパンサーチ」におけるIIIFの活用事例
・中村覚氏(東京大学):Cultural Japan — 日本文化に関する情報源のディスカバリーシステム
・神崎正英氏(Xenon):Cultural JapanとIIIF統合技術
IIIFコンソーシアム主催 “IIIF Week” のお知らせ(iiif.jp, 2020/5/28)
http://iiif.jp/
IIIF Week — Online Events – June 1-5, 2020(IIIF)
https://iiif.io/event/2020/iiifweek/#full-event-calendar
参考:
E1989 – IIIF Japanシンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.340 2018.01.25
https://current.ndl.go.jp/e1989
関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、IIIFに対応した「関西大学デジタルアーカイブ」β版を公開:書誌情報はCC0ライセンス・資料画像はパブリックドメインマークを採用
Posted 2019年3月28日
https://current.ndl.go.jp/node/37886
京都大学図書館機構、「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」を試験公開
Posted 2017年9月11日
https://current.ndl.go.jp/node/34645
佐賀大学、「小城藩日記データベース」をCC BY-NC-SA 4.0ライセンスで公開:書誌データはLOD型式・画像はIIIFに対応
Posted 2018年4月24日
https://current.ndl.go.jp/node/35901
市民参加型翻刻プラットフォーム「みんなで翻刻」がリニューアル公開:AIによる「くずし字」自動認識機能を搭載
Posted 2019年7月22日
https://current.ndl.go.jp/node/38633
人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、 IIIF Curation Platformを正式公開
Posted 2018年12月4日
https://current.ndl.go.jp/node/37154
E2176 – 国の分野横断統合ポータル ジャパンサーチ試験版公開後の動向
カレントアウェアネス-E No.376 2019.09.19
https://current.ndl.go.jp/e2176