2020年4月14日、フィンランド国立図書館が、フィンランドの公文書館、図書館、博物館等が所蔵する資料のデジタルコンテンツや書誌データを統合的に検索できるサービス、”Finna”の2021年から2025年にかけてのビジョンに関する記事を掲載しました。
この新しいビジョンは、社会全体に参加型でスマートな情報へのアクセスを提供することを目的とし、特に、情報や生涯学習へのアクセスの促進、最高のユーザエクスペリエンスの提供、連携の強化に焦点を当てています。
記事の中では、パーソナライズしたコンテンツ等、より簡単な情報探索やシームレスに統合されたサービスを提供すること、教員との協力体制を強化してコンテンツを用いた教育・学習資料作成のためのツールを提供すること、ビジョンを実現するための”Finna”参加館の協力や利用者からの意見の重要性等、今後の展望について記載されています。
SMART AND PARTICIPATORY ACCESS TO CULTURAL AND SCIENTIFIC COLLECTIONS – FINNA’S NEW VISION PUBLISHED(National Library of Finland, 2020/4/14)
https://www.kansalliskirjasto.fi/en/news/smart-and-participatory-access-to-cultural-and-scientific-collections-finnas-new-vision
Vision for Finna’s services in 2025: Smart and participatory access to cultural and scientific materials for everyone(Doria, 2020/4/9)
http://urn.fi/URN:NBN:fi-fe2020040914171
※“Doria”はフィンランド国立図書館が管理する公共のリポジトリで、複数の機関のコンテンツを収録しています。
Finna
https://www.finna.fi/
参考:
フィンランドの公文書館、図書館、博物館の統合検索サービス、Finnaが正式公開
Posted 2013年10月30日
https://current.ndl.go.jp/node/24713