【イベント】科学技術に関する調査プロジェクト2019シンポジウム―「「科学技術立国」を支えるこれからの研究者育成」―(9/10・東京)

2019年9月10日、国立国会図書館東京本館(東京都千代田区)において、科学技術に関する調査プロジェクト2019シンポジウム「「科学技術立国」を支えるこれからの研究者育成」が開催されます。

「科学技術立国」を確立する上での課題を明らかにするためには、研究者育成の問題にとどまらず「研究」を取り巻く社会・文化的な背景までも含めて総合的に考察する必要があることから、可能な限り幅広い視点から「「科学技術立国」を支えるこれからの研究者育成」について考えるシンポジウムです。

参加費無料、定員は200名(申し込み要、先着順)です。プログラムは次のとおりです。

【開催の趣旨と問題提起】
石渡裕子(国立国会図書館専門調査員、文教科学技術調査室主任)

【報告】
天野絵里子氏(京都大学学術研究支援室リサーチ・アドミニストレーター)
「研究者の視点に立って―京都大学学術研究支援室(KURA)におけるURAの取組―」

榎木英介氏(医師、一般社団法人科学・政策と社会研究室代表)
「地べたからみた若手研究者問題四半世紀―何が変わり、何が変わらないのか―」

隠岐さや香氏(名古屋大学大学院経済学研究科教授)
「「イノベーション」政策と学術の関係―歴史的視点から―」

林隆之氏(政策研究大学院大学教授)
「研究者養成問題の背景・構造」

【パネルディスカッション】
ファシリテータ 綾部広則氏(早稲田大学理工学術院教授、国立国会図書館客員調査員)

科学技術に関する調査プロジェクト2019シンポジウム―「「科学技術立国」を支えるこれからの研究者育成」―(国立国会図書館)
https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/2019kagiprosymposium.html
https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/2019kagipro.pdf
※2つ目のリンクは案内チラシです。[PDF:831KB]

申し込みフォーム
https://www.ndl.go.jp/form/jp/event/events/apply_2019kagiprosymposium.html

参考:
内閣府、「統合イノベーション戦略2019」を公表
Posted 2019年6月27日
http://current.ndl.go.jp/node/38469

科学技術・学術政策研究所、科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2018)を公表
Posted 2019年4月16日
http://current.ndl.go.jp/node/38027

日本学術会議、「学術の総合的発展をめざして―人文・社会科学からの提言―」を公表
Posted 2017年6月7日
http://current.ndl.go.jp/node/34125

CA1790 – 若手研究者問題と大学図書館界―問題提起のために― / 菊池信彦
カレントアウェアネス No.315 2013年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1790

E1373 – 若手研究者を育成・支援する研究評価システムへの転換
カレントアウェアネス-E No.228 2012.12.13
http://current.ndl.go.jp/e1373