2019年8月2日、英・ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)は、同大学のオープンアクセスメガジャーナル“UCL Open”において、最初の論文を公開したことを発表しました。
UCLは、2019年1月、UCL出版局による“UCL Open”の立ち上げと投稿受付の開始、“UCL Open”のうち環境関連の研究に焦点を当てた“UCL Open:Environment”から試験運用を行っていることを発表していました。
今回の発表では、“UCL Open”が最初の大学メガジャーナルであることや、最初の論文が“UCL Open:Environment”で公開され、そのタイトルが“Global evolution and palaeographic distribution of mid-Cretaceous orbitolinids”であったこと等が紹介されています。
First article published in UCL’s open access megajournal(UCL, 2019/8/2)
https://www.ucl.ac.uk/news/2019/aug/first-article-published-ucls-open-access-megajournal
UCL Open: Environment
https://ucl.scienceopen.com/
関連:
UCL’s innovative open access megajournal starts taking submissions(UCL, 2019/1/31)
https://www.ucl.ac.uk/news/2019/jan/ucls-innovative-open-access-megajournal-starts-taking-submissions
参考:
オープンアクセスメガジャーナル:学術コミュニケーションの未来か、それとも学問のごみ捨て場か(文献紹介)
Posted 2017年2月28日
http://current.ndl.go.jp/node/33564
オープンアクセスメガジャーナルに論文を発表しているのはどんな人?(文献紹介)
Posted 2014年4月22日
http://current.ndl.go.jp/node/25983
米国化学会がオープンアクセスメガジャーナル”ACS Omega”創刊を発表
Posted 2015年12月15日
http://current.ndl.go.jp/node/30231
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)がオープンアクセスリポジトリを正式公開、大学の研究成果20万点以上を提供
Posted 2011年7月21日
http://current.ndl.go.jp/node/18725