北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2018-2019年度版を公開

2019年7月26日、北米研究図書館協会(ARL)が、124の加盟館を対象とした図書館員の給与調査レポートの2018-2019年版“ARL Annual Salary Survey 2018-2019”を公開しました。

116の大学図書館に勤務する1万718人と、8の非大学系図書館に勤務する3,318人が対象で、総合図書館・健康科学図書館・法律図書館に分けて報告されています。

・加盟館におけるマイノリティ(人種・民族・性別における)の図書館員の割合は16.2%である。管理職でも割合が低い。
・マイノリティの図書館員の68.7%が女性である。
・116の大学図書館の女性図書館員の給与は男性の94.8%であり、給与格差は続いている。

等が指摘されています。

ARL Annual Salary Survey 2018ー2019 Reports Data on Professional Positions in Member Libraries(ARL,2019/7/26)
https://www.arl.org/news/arl-annual-salary-survey-2018-2019-reports-data-on-professional-positions-in-member-libraries/

ARL Annual Salary Survey 2018ー2019
https://publications.arl.org/ARL-Annual-Salary-Survey-2018-2019/

参考:
北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2017-2018年度版を公開
Posted 2019年2月13日
http://current.ndl.go.jp/node/37571