2018年7月11日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第359号を刊行しました。
会員館における図書館開発(Library Development)事業に関する組織・資源(人的・財政的等)・活動等の情報を集約したものです。
多くの研究図書館で、現在、もしくは、まもなく、資金調達活動・古い建物の改修・新築等が実施されることから行われた調査です。
景気後退前後の比較を可能とするため、2006年に実施した類似調査の調査項目は維持するとともに、今回の調査では、近年の傾向を把握するため、フレンドレイジング(関係団体・関係者との関係構築)、図書館の価値を強化する利害関係者とのコミュニケーション、それらコミュニケーション活動において行なわれる説明方法についての項目が含められています。また、資金調達における諮問委員会の役割についても調査されています。
Library Development, SPEC Kit 359, Published by ARL(ARL,2018/7/11)
http://www.arl.org/news/arl-news/4560-library-development-spec-kit-359-published-by-arl#.W0a5pFISV1E
SPEC Kit 359: Library Development (July 2018)
https://publications.arl.org/Library-Development-SPEC-Kit-359/
https://doi.org/https://doi.org/10.29242/spec.359